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短い歴史ストーリーは眉唾!|ビジネス教養:産業革命編【執筆日誌】

こんにちは。アリントスです。
普段は国内の電機メーカーで法人営業をしています。
新卒入社からはや6年が経ちまして、会社では中堅に差し掛かろうとしています。
ノリと気合だけで仕事を進めるのにも限界がきてしまいました。
そんな頃、私の脳内宰相が「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶのだ。21世紀では使い古された言葉だろうが、お前には必要な言葉であろうが!」と言ってきました。
そこで、私自身学びつつ、私と同じような若手から中堅に差し掛かろうというビジネスパーソンの皆様にも知見をシェアできればと思います。

始めたてのブログの初っ端から重いけれども、個人的に重要な歴史的なテーマだと思う「産業革命」を取り上げたいと思います。
ブログは↓にてやっております。
学びの内容の詳細はブログにて綴って参ります。
noteでは参考文献を読み耽り、思う事柄を記載して行ければと思います。


改めて、第一回のテーマは「産業革命」なわけですけども、特に「第一次産業革命期におけるイギリスの労働者や企業家」について学びたいと思っています。
特に当時の企業家が置かれた背景や取り巻く状況について整理した上で、彼らはどのような判断をし、どのようなビジネスを展開していったのか、をテーマにしたいと思います。
参考文献は例の如く、膨大になりそうなところですが、まずはこちらの一冊を手に取りました。

この本からの学びはブログに譲るとして、個人的に読み進めて面白いなーと思うところを、noteでは書いていきます。

必要条件と十分条件

この書籍に限らず、経済史の書籍を読むとよくこの言葉が出てきます。
中学生あたりで数学で教わった気がしますね。
この単語の解説はウェブ上に無限にありますので、そちらに譲ります。
ここで私が思うのは、「歴史って複雑!」ってことです。
小学生の感想になってしまいましたが、歴史を構成する要素は、それぞれの地域や国、企業、個人によって、それぞれ複数有り、尚且つ、それらは時間的な幅を持っているんですよね。
そして、それらが相互に相関・因果関係を持ちながら影響を及ぼし合っている、と。

この書籍には産業革命の過去の研究を概観した以下の記述があります。

産業革命をどう説明するかということは、社会科学の分野で長きにわたって論じられてきた問題であり、ありとあらゆる理論を生み出してきた(中中略)。
だが、ほとんどの解釈は、社会構造、制度と所有権、科学、文化という項目に整理することができる。

世界史のなかの産業革命―資源・人的資本・グローバル経済 p3

この記載だけ見ると、「あ、たった5つで整理できるのね」と思ってしまったのですが、よく考えると、それぞれの項目の下部構造は、もう膨大な訳ですよ。
「あー、こりゃ歴史を語るってのは一筋縄では行かないし、何なら1記事や2記事で、良い知見だけ絞り出して語るなんて無理ゲーだな」と思いました。
それと同時に、メディアや人が何らかの歴史を語り始めた時に、私たちが簡単に理解ができたり、すんなり腹落ちすることがあるとするならば、それはきっと「何らかの意図が背景にある作り物」なのだろうと思いました。

歴史を語る場合は長文の長話になるのです。

ということで、私のブログも1テーマが長大になりそうですが、ご容赦くださいませ。
本日はこの辺りで失礼いたします。

皆様の日々が良きものでありますように。

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