新刊「努力革命」をレビュー すべてが逆になる、ChatGPTによって
ラクをするから成果が出る!?
そして今話題のChatGPTだと!?
気になる。
今回は
伊藤羊一・尾原和啓「努力革命 ラクをするから成果が出る! アフターGPTの成長術」という本
を取り上げます。
出版は2024年5月と最近です。
はじめに(≒まえがき)のあとすぐに「本書で成長できること」という8項目が載っています。
今回のnote記事はこの本のさわり(最初)を取り上げます。
「0. ChatGPTがもたらした3つのゲームチェンジを理解できる」のついて書いています。
「努力革命 ラクをするから成果が出る! アフターGPTの成長術」を読むか迷っている方は参考にしてください。
ChatGPTがもたらした3つのゲームチェンジ
変化1:80点が合格ではなくスタート地点になる
変化2:あらゆる物事は個別化していく
変化3:正解主義から修正主義へ
このnote記事では「変化3:正解主義から修正主義へ」をメインに取り上げます。
「変化1:80点が合格ではなくスタート地点になる」「変化2:あらゆる物事は個別化していく」はサラッとだけ。
変化1:80点が合格ではなくスタート地点になる
80点までの仕事はAI(人工知能)がどんどんやってくれるようになります。
今までは80点までの仕事をやって、上司の指示に従っていれば、とりあえずは給与は出ていました。
特にホワイトカラー。
80点が合格ラインだったのです。
これからは80点は合格ラインではなくスタートライン。
いかに100点まで高められるか、さらに120点を目指せるかが勝負。
変化2:あらゆる物事は個別化していく
ChatGPTの特徴の1つは個別化。
たとえば「新NISAってなに?」と聞くと一般的な返答をします。
でも「小学生でもわかるように」と聞くとより分かりやすく回答してくれます。
さらに「すでにiDeCoをやっている人が、新NISAもはじめるときに、注意しなければいけないことはありますか?」など質問者の事情に合わせて、いくらでも個別に回答してくれます。
変化3:正解主義から修正主義へ
これからは不完全もいいから数を打って、その中で軌道修正をしながら正解を見つける人が有利になる。
これまでの正解主義から抜け出せない人は、AIと競合してしまい疲弊していく。
「これ好き!」「おもしろい」を発信できる人
「だってやりたいんだもん」って言い切れる人
ひとつのことにが圧倒的に尖っている人
こういう人の方が有利。
テレビ局員よりYouTuberが勝つ時代。
これからは正解主義の受験を勝ち抜いてきた(=高学歴)テレビ局員が成功するとはちょっと考えにくいですよね。
ガマンして学歴を手にしたテレビ局員よりも「好き」を追求したYouTuberの方が活躍できる可能性が高い時代。
これまで日本で「常識」としてきたことと「逆の世界」がやってきます。
すべてが逆になる、ChatGPT(AI)によって
「高学歴テレビ局員」から「好きを追求YouTuber」へ(=正解主義から修正主義へ)だけではありません。
ほかの2つ「変化1:80点が合格ではなくスタート地点になる」「変化2:あらゆる物事は個別化していく」も今までの常識と逆の世界です。
つまり
ChatGPT(AI)によりすべてが逆になる世界がやってくる
わけです。
「すべてが逆になる」は客観的には過度な表現です。
でも主観的には「すべてが逆になる」くらいに思っておかないと変化に対応できないと思います。
大多数の人間は変化に鈍感ですから。
ChatGPTによりすべてが逆になる世界に乗り遅れてはいけません。
興味のある方はぜひ「努力革命 ラクをするから成果が出る! アフターGPTの成長術」をお読みください。
アマゾンの評価も4.1点と高いです。(2024年6月7日現在)
note記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
現在、私は潰瘍性大腸炎という難病のため無職・無収入です。
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