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私とADHD(6):仕事と向き不向き


おはくい〜!ʕ•̫͡•ʔ 有久井ひめです。

いつも私の記事を読んでくれている皆さん、本当にありがとう! 感謝の気持ちでいっぱいです。

さて、前回の記事では「ADHDであることを会社に言うべきか」について話しました。
もしまだ読んでいない方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

今回は前回に引き続き、ADHDと仕事についての話題をお届けします。
最後まで読んでくれたら嬉しいです!


【1. ADHDに向いている職業と向いていない職業】

まずは、一般的に言われるADHDに向いている職業向いていない職業について見ていきましょう。

向いている職業

①デザイナー系の仕事
 ・WEBデザイナー
 ・クリエイター
 ・CGアニメーター
 ・イラストレーター
 ・インテリアデザイナー 

②プログラマー系・エンジニア系の仕事
 ・ゲームプログラマー
 ・WEBエンジニア

③アーティスト関係の仕事
 ・漫画家、画家
 ・作家
 ・俳優、女優、声優
 ・ミュージシャン
 ・スタイリスト、メイクアップアーティスト

④自分の好きを追求する仕事
 ・研究者
 ・調理師
 ・自動車整備士
 ・警察官、消防士
 ・スポーツ選手
 ・インストラクター
 ・歩合の営業職

このように、ADHDの方には個人の技術力やスキルが要求される仕事や、芸術・クリエイティブ系の仕事が向いていると言われています。

また、自分の好きを追求する系の仕事の中に営業職が入っていますが、ノルマが課せられた強制的な営業ではなく、自分の働きに応じた歩合制であることが、ADHDの方にも向いているポイントとなっています。

こういった仕事では、集中力が発揮されることが多く、アイデアマンとしても重宝されることがあるみたいですね!

向いていない職業

①マルチタスクの仕事
 ・接客業
 ・人事/経理/総務
 ・パイロット、ドライバー(交通・運輸関係)
 ・旅行関係
 ・金融関係
 ・通訳
 ・保育士
 ・コールセンター、顧客窓口受付 など

②ミスが許されない仕事
 ・医師
 ・看護師
 ・弁護士
 ・秘書
 ・校正 など

③単純すぎる仕事
 ・工場などでの流れ作業
 ・製品の検品・検査・仕分け など

これらの職業は、他人の命に関わるミスが許されない場合が多かったり、チームプレーが必要であったり、単純すぎて興味を持てないことから続かない傾向があります。

しかしこの中でも「興味を持てない」というのはやはり重要な部分で、例えば有久井の場合「文章の校正」は好きな作業ですし、得意分野として仕事にしたこともあるんです!

そしてこれらはあくまで一般的な例ですので、自分の特性と照らし合わせて考えることが大事ですね。

【2. 有久井ひめの仕事とADHD】

一般的に、と書きましたが、有久井的感覚と自身の特性からしても、概ね合っているんじゃないかと思います。

ちなみに私は設計に関わる仕事をしていますが、正直、相性は最悪です。

(一部サイトでも、不向きの仕事として取り上げられることもあります)

自分とADHDのことをもっと早く知っていたら、あるいは仕事の内容をちゃんと理解していたら……絶対に選んでいなかった、かもしれません。

実際の設計の仕事では、

  • 他人と自分の厳格なスケジュール管理

  • 他部署との細かな連携

  • 多くの人の指示を理解して総合的な決断を下す

  • マルチタスクで案件を同時進行

が必須になります。
私の性格と特性からしても、全部苦手なことばかりです。

でも、デザイン特異な発想を活かせるときもあり、そんなときはすごくハマります。
具体的な場面で言うと

  • 意匠デザインの提案、デザイン関連の資料作成

  • プレゼン企画書の作成

  • 企画立案会議でのアイデア出し、アイデア整理

などなど。
本当は好きな部分・得意な部分だけに特化できれば良いのですが……。
企業勤めでは中々難しいところですね。

【3. 得意と自分を見つける】

極端な特性を持つADHDの私たちには、苦手な部分をカバーすることも大事ですが、同じくらい得意なことを伸ばすことも大切です。

例えば、クリエイティブな仕事や独創性が求められる仕事は、ADHDの方が活躍しやすい環境です。そういった仕事場を最初から選択するのは有効な行動の一つでしょう。

より良い選択するためには、自分の得意分野や興味を持てる分野を見つけることが重要です。
そうすれば、自分に合った仕事に就くことができ、働く上でのストレスを軽減することができます。

ADHDの方は、うつ病などの他の精神障害を誘発しやすいともいわれていますので、積極的な選択で心を守るのも大事なことなのです。

また、企業のカルチャーや働き方も考慮することも重要です。
ADHDの特性を理解し、サポートしてくれる職場を見つけることが、長期的に働き続ける上で大切だと思います。

ただ障がい者雇用以外では、仕事場は実際に働いてみないと分からないケースの方が多いでしょう。

そのためにもまず、自分を深く内観することで、自分の得意分野や興味を持てる分野を見つけることが大事になります。

実際に、趣味や特技を仕事に活かすことができる場合もあります。
私自身も最近、自分を深く内観することの重要性に気付きました。

【4. さいごに】

ADHDの特性を持つ私たちは、向いている職業と向いていない職業が極端に分かれます。

自分に合った仕事を見つけるためにも、自分を深く知り、自分の得意なことを伸ばすことが大切です。

そうすれば、ADHDと共に楽しく働き続けることができるはずです。

私も内観自体がとっても苦手なので、これから皆さんと一緒に始められたら、と思っています!

以上、ADHDと仕事ついての私の考えでした。

この記事が、ADHDの仕事について悩んでいる方々に少しでも参考になれば幸いです。
そして、皆さんがより働きやすい環境を見つけられることを願っています。

もし、この記事が参考になったと思ったら「スキ」を押していただけると嬉しいです。そして、悩みや質問があればコメントもお気軽にどうぞ!😊

ちなみに、有久井ひめはTwitterでも活動を始めています。
日常のちょっとしたことを呟いていますので、ぜひそちらでも仲良くしていただけたら嬉しいです!

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
有久井ひめでした ʕ•̫͡•ʔ

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