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自由と責任|親離れは進む。子離れは練習が必要だったりする。

1年前の今頃は息子が中学を卒業し、高校に入学したんだったなーと、懐かしく感じる季節。
高校生の息子は土曜日の授業を休みがち。
理由は「3時間しかないから行くのが面倒」というもの。

高校1年の時は柔道の授業が土曜日しかなくて、欠席しすぎると単位足りなくなりますよ・・・と先生から電話がかかってきたりした。
それを聞いた息子は「そんなの知らんかった。もう遅いし」とか言いながら考えを巡らせ悩み「遅刻でも行くか」と言って行ったりしたが「結局担任の説教で柔道の授業出れんかったし」とぼやいて帰ってきたりした。

義務教育は中学まで。
高校は「自分が行きたくて行く」スタンス。大学なんてその延長で真剣に行きたいのか考えてほしいと常々言っている。
選択権は息子にあり、選択する責任も自由も息子にある。辞めるのも息子の自由。学校に行くのも息子の自由。

で、2年生が始まって2日目の土曜出校の日。
私は出張で家を不在にしていて、息子に任せていた。自由と責任。
起きる時間にLINEするが、既読つかず。
電話したら
「今日は3時間しかないから面倒くさい。休むわ」
と言う息子。
「自由にして良いけど、責任は自分で取りなさいよ」と私は伝えた。
欠席連絡はアプリを通して親が行うので、
欠席|理由:その他|お休みしたいそうです。
と登録した。
ら、担任の先生から電話がきた。
出張で私は息子の傍にいないと伝え「学校に行くか行かないかは本人に任せているので」と伝えると「分かりました。来週本人と話してみます」とのこと。理解のある先生で有難い。
ここで「親がそんなことでは・・・・」と言われるのはキツイ。
高校生16歳。後2年で成人!

すると、午後3時ごろ息子から電話がきた。
・1年の担任や友人を経由して2年の担任から学校に来るよう連絡があったので行ってきた。
・怒られるって言うより「お前これからどうしたいのか?」って感じ
・「お母さんに恥ずかしい思いさせるなよ」とは言われるが、その言葉は響かんよね、そんな親じゃないし。
・先生もゲーム好きなので、ゲームの話とかした。
・今日は俺の考えが甘かったんで、これからは甘えず学校行きます。すみませんでした。
とのこと。こういう責任の取り方をしたんだなーと感慨深い。

自由を選ぶなら責任を取る。
子離れできない親は、きっと責任を取りすぎている。(と思う)
もしくは自由を恐がりすぎている。(と思う)
例えば門限。
・門限を守ることによって、どんな成長を望んでいるのか
・門限の目的は親も子も共感しているか
・守ることで満足したいのは誰なのか
・安心と信用のバランス

親離れはいつの間にか進むが、子離れは練習が必要なことなのかも。
子どもは経験していないことについては、知らないだけ。
選択する責任も自由も子どもに持たせてみるといい。
子どもが心配な人は「何が心配なのか」具体的にしてみると、心配の先にあるのは自分だったりする。

出張先の宿もHafHで予約。
HafH旅8回目は東京でした。


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