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相談の現場から|就活はいつから競争になったのか???

LINEのオープンチャットで愚痴を聞いている。

今日は私が愚痴を吐きたい。

「就活に有利な経験ならする」と考える大学生について愚痴がある。

有利って???いつから就活は競争の場になったんだ?

先日大学1年男子に将来をどんな風に考えているのかヒアリングする時間があった。私は同席して話を聞いていた。

そこで彼は「有利」という言葉を数回使った。

・夢が決まっているので有利に進めたい
・就活に有利な情報なら興味がある

彼の話を聞いていて、私の頭の中はグルグルと問いが巡る。

・大学生活の経験を就活に有利かどうかで選んでいくの???
・大学って自分の興味関心を広げる機会、見つける場所じゃないの?
・その夢を実現する手段を決めててそれ以外は必要ないの?

ヒアリングを終えて私は悶々としてしまった。

オープンチャットにも中学生からの相談で

部活に行くのが嫌だけど、内申書に影響するので部活は辞めたくない。

こんな相談が上がるたびに

え???内申書が良くなるように部活してるの???と戸惑う。

そんな環境と条件で中学生活を送り高校受験を体験した大学生は、次の目標を就活と捉え「いかに有利に準備するか」に焦点を絞っているらしい。

ええええーーーー

就活っていつからそんな事になってるの???

そして、私はその先も想像してゾっとする。

そんな考えで働く会社を決めて、仕事は心を満たすのか?

高校1年の息子が社会人の話を聞く機会を偶然得て、その時間私も同席した。そこで息子が言っていた言葉も衝撃的だった。

学校では、目標を高く持って目指していく。先生が話すのはこの1択。
厳しい方を選べ。じゃなければ落ちていく。と捉えていた。
話を聞いて、未来への不安要素が減った。僕は楽しい方を選んでいく。

今の高校生はそんなに将来が不安なのか????とも驚いたが、学校の先生の言葉と1択しかない不自由な感じにビックリ。

私の高校生時代はもっと楽観的だった。私だけかも知れないけれど・・・

で、息子の視界が明るくなった考え方はこちら▼ 注目されている背景も記述があり、分かりやすい。

丸1日悶々と考えて、私は1回環境のせいにすることにした。

今の子供たちが置かれている教育環境の仕組みや目標が、勝つことだけを求めてしまっている。

その環境で期待に応える子どもが痛々しくなってきた。

社会はもっと自由で、選択は溢れているのに。

その事を知る機会がないこと。

私は何ができるだろうか。何かしたいと強く思う。

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