「ルーチン全消し」やってみた【ユタカジン】
はじめに
おつかれさまです。
この『ユタカジン』は「自分らしい時間的豊かさを追求する」をテーマに、複数のタスクシューターが交代で時間との向き合い方、タスクシュートの使い方、ひいては人生観などを語っていくマガジン連載です。
月曜日はわたし、「タスクシュート認定トレーナー」、そして「タスクシューター界のジェームズ・ボンド」ことありひとが担当します。
なのですが、昨日はやや体調を崩してしまい1日遅れの投稿になってしまいました🙇
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「ルーチン全消し」やってみた
タスクシューター界には「ルーチン全消し」という必殺技があります。
この技自体は名前のとおりで、今ある登録しているルーチンを全部削除してしまう行為です。
なかなか勇気がいりますよね。
この「ルーチン全消し」。タスクシュート認定トレーナーのむつみさんという方が実践して、しかも「ルーチン全消ししたら人生変わった」という、とんでもないパワーワードを共有してくれたおかげで、一部の認定トレーナーに波及、しまいにはTaskChute Cloud開発者のjMatsuzakiさんも実践されたというエピソードがあります。
すごい影響力とインパクトです。
さて、なんでこんな話をしたかというと、次の記事でファーストインプレッションを紹介したように5/6からTaskChute Cloud 2に完全移行しました。
ツールの移行、ということでこれまでのルーチンは全て消えた状態からのスタートです。
そう。図らずとも「ルーチン全消し」を自分もやってみたわけです。
(ちなみに現在のTaskChute Cloud 2は「β版クローズドテスト中」という位置づけです。一般公開された後は現行TaskChute Cloudからルーチンのインポート機能を実装予定だそうです)
講座や質問回答のときには「ルーチンは代謝があるもの。どんどん消していきましょう」という話はするものの、さすがにビックバンで全部消したのはわたしも初めてだったので新しい発見がありました。
今回はその発見のうち2つ紹介します。
必要なルーチンは必ず返ってくる
「必要なルーチンは必ず返ってきます」
これは講座などで「ルーチンをさっくり消してもいい」根拠としてよく紹介する話です。
自分にとって本当に必要なタスクは、消したとしても再びルーチン化されます。
これは「実行したログからルーチンにする」というルーチンの基本原則を考えると、当然かもしれません。
人生において必要なことは繰り返しやるし、繰り返されるものはルーチン化しておいたほうがタスクシュートを使う上でもラクちんです。
ただ言葉で理解していても実際の経験があるのとないとでは、説得感が違います。
実際に「ルーチン全消し」をやってみて、必要なものは自然とルーチン化されていくのを体感することができました。
The Routine will return.
「時間はたっぷりある」ことにあらためて気がつける
ルーチンが少ないうちは、当然日々のプランは余白が多いです。
このとき「あー1日ってなんて長いんだろう」とタスクシュートを眺めて思うんですよね。
ただ「じゃあ、ルーチンは極力少ないのほうが時間にゆとりを感じられるってことじゃない?」って意見には直結しないと思っていて。
もちろん、そういうスタイルもありだと思います。
しかし、自分が感じたのは「これまで設定してきたルーチンも自分の意志、あるいは必然性があって、そのたっぷりある1日の枠に設定したんだよなぁ」って感覚でした。
ちょうど、なにもないお弁当箱に好きなおかずを詰めていくように。
「ルーチンで埋め尽くされたプランに窮屈さを感じてしまう」っていく、これもタスクシューターあるあるな悩みです。
自分も感じることがありました。
でも、一歩引いてみると窮屈さを感じるのはちょっとおかしな話なのです。
1日という時間はたっぷりあって、そこにルーチンを当てはめたのは何かしら理由があるのだから。
理由がなくなった、または弱くなったのであれば消せばいい。それだけの話しです。
「ルーチン全消し」はそのことに、やや極端ながらにも気づかせてくれる処方箋です。
引っ越しをきっかけに
「ルーチンを全消ししてみよう!」と言われると、なかなかできないかもしれませんが、ツールの引っ越しというきっかけがあるとやりやすいかもしれません。
ちょうどTaskChute Cloud 2がβテスト中です。
一般公開も楽しみですが、少しでも早くアクセスするためには開発者であるjMatsuzakiさんの著書『先送り0』の特典として早期アクセスURLが付いています。
Kindle版であれば、今なら50%還元対象です。
今日はこの辺で。
ありひとでした。
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