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『普通の人のSNSやnoteのつづけ方』に参加 | 「普通」という言葉が再定義!

 わたしがnoteをはじめるきっかけを作ってくれたnoteプロデューサー兼ブロガーの徳力基彦さんが普通のビジネスパーソン向けに書いたSNSの本を出版された。そして本日(2020/08/07)出版イベントがオンライン開催され、参加したので記録しておく。

前半は徳力さんによるセミナー

 出版記念イベントと言いながら、本自体の宣伝はほとんどなく(というか著者自身が手元に本を持ってくるのを忘れるというお茶目ぷり)、前半は本のコンセプトにもなっている『「普通」の人がどうSNSやブログを使っていくべきか?』というテーマで徳力さんによるプレゼン。

 内容はこれまでの徳力さんのnoteや先日の「代々木八幡 Creator's Meetup」と重なるところが多かったけど、やっぱりご本人の口から熱を持って発せられる言葉は何回聞いてもいい。やる気になる。

 ポイントは3つだと思っていて
  ■アウトプットファースト!!
  ■「発信」は"メディア"を目指さす"メモ"でよい!
  ■「発信」を続けることで「ハプニング」が起きる!
 これが「普通」の人がSNSを続ける価値であり、コツとのこと。

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 ちなみに今回徳力さんは「mmmhmmm」なるサービスを使っていて(いまだに読めない)、ご自身の身体のサイズを小さくしたり、動かしたりしてZOOMに投影されるスライド内を駆け巡っていた。かなり使いこなされててビックリ。今ってこんなのもあるのね。

後半はいろんな「普通」の人の事例紹介

 わたしは徳力さんを「普通」の人だとは1 mmも思ったことはないが、ご本人もそれは自覚されていたようでで、より身近な事例としてSNSをやってたことで何か良いことがあった「普通」の人たちから話を聞く時間が後半戦だった。

 ただこれが物議をかもすw

 話す人話す人が全然「普通」じゃなくて、セミナー中のチャットでも「普通とは?」とか「もう普通が信じられない」とかなり湧いてた。(もちろん良い意味で)

 例えば、杉本真樹さんはお医者さんらしいのだが、今日イラクのバグダットから遠隔手術のオファーが来たとか。話がぶっ飛び過ぎ。どこが「普通」なんだと。

 あとはゲーセン大好きおくむらなつこさんはマツコの番組に出ることを目標にしてブログでの発信を開始し、予定どおりTVに出られたそうな。おくむらさんご本人の「普通に(TVに)出られた」という言葉がパワーワード過ぎた。

 一番ロールモデルにできそうだったのは、図書館司書のTomoko Nakasakiさん。コロナ禍で図書館が利用できない大学生のために、レポートや論文を作成するときに役立つサイトをまとめたことでバズったとか。それでもすごいけど。

 ただ杉本さんにせよ、Nakasakiさんにせよ「何が普通か?」を議論することが徳力さんの言いたいことの本質ではなくて、好きなことや自分が役立つと思う情報を「発信」し続けることで誰にでも「ハプニング」が起きるよってことなんだと思う。

 徳力さんの使う「普通」は「誰でも、あなたでも」って意味が込められてるのかなと。

全体的にインタラクティブなセミナー

 徳力さん自身「SNSはコミュニケーション」と考えているのもあって、今回のセミナーもかなり参加者とのやりとりを大切にしてくれていた印象。チャットも結構拾ってくれたし、時間オーバーしても質疑応答に答えてくれたり。

 わたしも質問をさせてもらい回答を頂いたので、せっかくなのでメモしておく。

**質問**
 徳力さんが始めた頃と、今のブログやSNSの形は変わってるのかなと勝手に思ってます。
 徳力さんは15年ブログで発信し続けた経験もあって、今があると思うのですが、今から完全に初心者として始めるとしたら、なんて自分になんてアドバイスしますか?

**回答**
■確かにブログを書いてた時期が黎明期だったのも大きかった
■一時期ブログをオススメするのを止めていた時期もあった
■しかし、今だったらTwitterやFBでコミュニティを作ることができて、
 別に毎日書かなくてもコミュニティ内で読んでもらえる
■だから他のSNSと連携しながら使うことをオススメする

四の五の言わずに行動だ

 ということで、かなり密度高い時間を過ごせたセミナーだった。せっかく参加したのだから、気持ちがアツいうちに、細かいことは気にせず書いてみた。わたしだってどうせならハプニングが起きるような楽しい人生が送りたい。

 本も電子書籍版を購入したので、この夏休みゆっくり読もうと思う。徳力さん、ありがとうございました!


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