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ブロガーのわたしがnoteをやってみようと思った3つの理由

 最近ずっとnoteが気になっており、迷いに迷った結果、思い切って書いてみることにした。

 ということで、初note投稿。はじめまして、ありひとと申します。「はてなブログ」をやっている一応ブロガーで、本や映画の感想をつらつらと書いている者です。

 今回はわたしがなぜnoteが気になりはじめ、記事を書いてみようかと思ったのかについて書いていく。

1. ある記事を読んでnoteが気になり出す

 ブログがあるので、noteを使う必要は特にないと思ってたし、明らかに「二重管理」になるので距離をおいていた。ところが、ある日noteプロデューサー兼ブロガーの徳力基彦さんのこの辺の一連の記事を読んで、noteに興味を持ち出す。

 会社員でブログを書いている人は是非読んでほしい記事なのだが、内容を乱暴に要約すると、こんな感じ。

 ・お金設けのためにブログをやるのは、スジが悪い
 ・インプットばかりしてないで、アウトプットしろ(アウトプットファースト)
 ・気張らずに「自分のためのメモ」としてブログを書くとよい

 わたしのブログを初めた理由は、元々は「自身の投資活動の記録として」というのが建前だが、内心ではアフィリエイトやアドセンスでお小遣いくらい稼げるようになりたい!という下心がめちゃくちゃあった。正直ありまくりだった。

 しかし、実際に初めてみて、ブログで稼ぐというの並々ならぬ努力と研究、時間投資が必要であることを身を持って痛感。早々に挫折。今では投資ブログも名乗っていない。

 そんな中で徳力さんの「アウトプットファースト」と「自分のためのメモ」というキーワードは、ブログの収益化を挫折後、なんとなくブログを続けていたわたしに明確な目的を与えてくれ、そして、ほどよく肩の力を抜いてくれた。

 それからはブログを自身のアウトプットの場としてハッキリ割り切ることができ、別にうまい文章を書かなきゃとか、バズる内容書を書きたいとかの欲求よりもとにかく自分のインプットを吐き出すことを優先できるようになった。(もちろんバズりたい欲が全く無いわけではない。バズってみたいっす)

 自ずと徳力さん繋がりからnoteというプラットフォームに関する情報に触れることも多くなり、note自体への関心も高まってきた。

2. 統一されたデザインと無駄のないインターフェイスに惚れた

 ブログの良い点は「カスタマイズ性の高さ」というのは、誰も反対しないだろう。わたしもブログの収益化を狙っていたときは、個性あるデザインやスマホファーストなレイアウトを作り方など情報を漁りまくった。

 まぁ漁りまくった結果、それらの情報はSafariのブックマークでずっと寝ており、実際のわたしのはてなブログはほとんどカスタマイズされていないのだが。

 結局、めんどくさかったのだ。自由度が高すぎると逆に人間はやる気を失う。特にはてなブログの場合、一定上のカスタマイズをするには有料会員になる必要があある。たかだが月額1,000円なのだが、それでもそこを踏み切る程の熱意が最後まで持てなかった。

 収益化も目指さない。特にデザインにこだわりがあるわけでもない。ただただ自分の知識や思いを吐き出さればいい。そうなると別にブログである必要はないのではないか?と思ってしまった。

 いや、逆に「別にブログでもいいのでは?有料にしなきゃいいだけでしょ?」っていうご意見はごもっとも。ごもっともなのだが、そこがわたしのめんどくさいところで、カスタマイズできる余地があると「やらなきゃ」という強迫観念にかられてしまう。

 たとえば、フォントの大きさや行間。この辺は別に有料会員じゃなくてもイジれる設定なので、同じブログサービスを使っててもサイトによって見え方が全然違うことは多々ある。

 スマホでサーフィンしているときに「お!この人のブログは、文字のサイズも行間も程よいサイズで見やすいな。それに比べて自分のブログは文字小さいし、行間もちょっとキツい感じするな……」なんて思うことが多々ある。

 その場でフォントサイズや行間幅の変え方を調べて、週末のまとまった時間にでもカスタマイズしよう!とブックマークに放り込むのだが、そのサイトがもう一度閲覧されることはない。

 その「いつかやるから」といって消されることのないブックマークがまたストレスだったりする。じゃあ消せよと言われれば、おっしゃるとおりなのだが、自分のなかの「いつかやるから」人というのは、なかなか倒せない。

 そんなわたしにとってnoteのデザインは、まさにカチッとハマるものだった。標準化されており、どの記事を読んでも同じデザイン。悪く言えばカスタマイズ性はほとんどない、ということなのだろうが、その標準デザイン自体が洗練されており、PCでもスマホでも見やすい。

 見やすいのであれば、別に変える必要がない。みんな同じデザインなら、他人と比べて劣等感を(勝手に)感じることもない。なんと素晴らしいことか。

 エディタも良い。昨日(2020.05.01)に参加した『note勉強会』でもアピールされていたが、執筆者が文章を書くことに集中できるように無駄を削ぎ落とした真っ白なエディタ。確かに書きやすい。

 というようにnoteの設計自体が、わたしのニーズにドンピシャだったことも今回やって見ようと思った要因として大きい。

3. noteのミッションに共感した

 先にチラッと書いたが、昨日(2020.05.01)に『note勉強会』なるオンラインイベントに参加してみた。ガチ初心者向けの内容で、わたしにピッタリのレベル感であり、「リアクション」や「マガジン」といった機能がどういうものか勉強になった。

 でも、一番の収穫はnoteのミッションを知れたこと。noteのミッションとは

だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。

 わたしは今さまざまなSNSに囲まれながら生活しているが、そのサービスのミッションやコンセプトを公式に伝えてもらったのは初めてな気がする。

 ちゃんと考えれば当たり前なのだが「Facebook」や「Twitter」にもコンセプトやミッションがあるのだろう。でもそれをあらたまって意識することはほとんどない。

 運営側からそのサービスのミッションを伝えてもらうという経験は新鮮なものであったし、サービス開始から6年経つ今でも初心者向けのセミナーや勉強会を積極的に行っているnoteの姿勢からは、ミッションを遂行の意思が強く誠実に感じられて、好感と共感が持てた。

 以上が今回わたしがnoteに投稿して見ようと思った3つの理由だ。わたしはクリエイターなんて立派な立場じゃないし、ブログとの棲み分けとかあんまり細かいことを考えたくはないけれど、これだけ気になっているのだから無理と抑えつけるのもよくない。お試し感覚でしばらく使わせてもらおうと思っている。

#note勉強会

#はじめてのnote

#ブログ


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