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#009.実行するからマインドフルネスになれる?

おつかれさまです。「タスクシューター界のジェームズ・ボンド」ことありひとです。

「生産性向上」やいわゆる「できるビジネパーソンになるために」みたいな文脈で「マインドフルネス」がフォーカスされ、あらゆるビジネス書でもテーマになって久しいですよね。

一応おさらいしておくと、マインドフルネスというはあらゆる不安や雑念から距離を起き、今この瞬間に意識が向いている精神状態を意図的につくること、またはつくりだす訓練を指します。よくいわれる「イマココに集中する」ってやつですね。

もともとは仏教の世界の瞑想といった修行から宗教色を除いたものらしいですね。今日はそのマインドフルネスとタスクシュートの関係についての話。

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さて、マインドフルネスはあらゆる本やネットの記事でやり方が紹介されている。

呼吸に集中するだとか、頭で数字を数えていくだとか、小川をイメージして、思い浮かんだ不安を葉っぱに乗せて乗せてその川にに流してみるだとか、いろんな方法があるみたいだけど、実践してみるのは非常にむずかしい。

わたしも日々の生活に「瞑想」という習慣を取り入れているけど、やっぱり雑念が気になるときは気になってしまうものです。

わたしが思うにマインドフルネス状態だから集中できるのではなくて、なにかに集中しているとマインドフルネス状態になれる、だと思っている。

「頭をからっぽにする」とか「”無”になる」とかいうけれど、人間何もしないでボーッとするのは意外とむずかしいので、なにか身近なもの、例えば呼吸とかおへそ(丹田って言ったほうが正確かな?)に意識を向けるアプローチをとるんじゃないだろうか。

なので、目指すべきはマインドフルネスっていう「状態」だけど、その状態にはなるにはなにかしらの「行動」が必要なのかなと。

じゃあタスクが山のように積まれていて、それをガシガシやっていけば集中状態になれるのかといわれると必ずしもそうでもない。

必要なのは「いまこの瞬間、このタスクをやっていてもいいよ」という保証だ。簡単に言えば「安心感」だ。

それがないと、「あ〜あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」ていう不安が常に頭の片隅にあって、とてもじゃないけど目の前のタスクに集中なんてできない。

そして、「いまこの瞬間、このタスクをやっていてもいいよ」という保証にめちゃくちゃ強いメソッドがタスクシュートだったりする。タスクシュートはその保証を定量的にかつ直感的に可視化してくれる。

なぜかというとタスクシュートのプランは終了予定時刻が意識された現実的なタスクリストになっているから。プランを作る段階で「今日一日これさえやってればOK・これだけはやるぞ」と思っているタスクのみがプランに載ってくる。しかもそれは終了予定時刻によって十分現実的な量になっている。

  • 今日一日やれば自分が満足できるタスクが上から順番に並んでいる

  • しかもその量は現実的になっている

ここまできて、はじめてほんとにプランの載っているタスクを上から順番に全集中でやっていける。

「いまこの瞬間、このタスクをやっていてもいいよ」が担保されているので、そのタスクのひとつひとつの所作に意識を向けることができる。まさにマインドフルネス状態だ。

なので、タスクシュートを使えばマインドフルネスになるための行動は別に瞑想とかヨガや深呼吸じゃなくてもよくなる。

このnoteを書くというタスク、そのタスクの中で指をキーボードが叩いている瞬間、さんぽをするというタスク、そのタスクの中で右足が地面について離れる瞬間、お茶を飲むというタスク、そのペットボトルのキャップを開ける瞬間…どんな行動(タスク)でもマインドフルネスになれる。

なぜならばそのタスクをやっていても今日一日が満足できるようなプランになっていることをタスクシュートが保証してくれるので。

今日はこのへんで。ありひとでした。

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