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下へ下へ しおれても 下へ下へ。【自然の摂理は条件が揃えばそのようになる、18年かかった創作のお話】

昨日の投稿の続きです。
今回は創作のお話を書きます。

18年前の8月に赤沢自然休養林にアルバイト(漫画家のアシスタントを辞めて地元に帰ってきて今後どうしようか迷ってる時)に行くバスの中から、横にそれていきながらも上に伸びた木の幹を見て生まれた

あおいぼく一枚絵本〜上へ上へ〜

18年間でその続きとなる「下へ下へ」の言葉が考えられなかった。
下は根っこ、そこまでは決まってる。

18年経っても生まれないのは、もう意地でも生み出さないとこの世に生まれないなと創作する覚悟を決めました。

下へ 下へ
〇〇〇〇〇
下へ 下へ

の〇5文字という条件で考えていく。
・みえなくても(6文字でだめ)
・どっしりと
・ゆるぎなく
・ゆっくりでも(6文字でだめ)
・しずかにも
・のびていけ
・のばしてけ
・のばしてこ
・まだいける
・よわくても
・しっかりと
・ひっそりと
・くちてても
・そだててこ
ほかに
・おれてても
とかがありました。

悩みに悩んだ。
けれどここを乗り越えたらまた自分のレベルがひとつ上げられるんじゃないかと粘ってみた。
こういう時って必ずというほど気分が落ちる、『どうしてできないんだ』『やっぱり俺は才能がないんだ』と自分を否定しまくる。これが生みの苦しみなんだね。

でね、ふと思ったの。
それこそ『人間がそうみてるだけなんじゃないか』と。
自然には摂理(自然界を支配している法則、自然の摂理)があり、条件が揃えばそのようになるんだよ。
その摂理をどう感じるかは人間が勝手に思い込んでいるだけで、自然は条件や原理原則に伴った摂理になっているだけだと。
だからさっき捻り出した5文字(または6文字)は人間の方の捉え方だと。

7つの習慣を勉強しててよかった、パラダイム・シフトが起きてるって思った瞬間でもあった。

だから全部違う、一回全辞め。
じゃあ自然としたらー、現象としてはなんだろう?
ひ弱や小さいを表現したいけれど、なんだろう、枯れる?いや、枯れてたら根は伸びないし、その手前にある、根が伸びる条件は?「しおれる」だ!

もうね、この時は『俺マジで天才!』って自分を褒めてた。

見てくれた人の捉え方の自由なので、それを作者が言う事はちょっと違うのかもしれないけど創った時のことを書いてみました。

コロナ禍でしおれることもあるけれど、自然はいつもできる全力で生きている。

18年かかったのも自分の経験や体験があり、それに納得したからだと思う。
自分自身を枯らさないようにしていきたいです。

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