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『下落合焼とりムービー(1979年)』 所ジョージと坂崎幸之助がBLしたりする映画

昨夜 THE ALFEEについて調べている中で、
坂崎幸之助さんが2020年からインスタをされてることを初めて知った。


遡って投稿を見ていたら、

『赤塚不二夫のギャグ・ポルノ 気分を出してもう一度』
『下落合焼とりムービー』

と言う、赤塚不二夫さんが共同で企画や脚本を書かれた映画 2作品の台本が目に止まった。

映画が好きで、興味を持った作品は見尽くしたいと考えている人間としてはスルーできなかった。


『気分を出してもう一度』の方は音楽担当、
『下落合焼とりムービー』の方は俳優として出演されていたと知り、
今回は後者を配信レンタルして初見した感想を綴っていく。


【 ざっくりあらすじ 】

※これまで映画やドラマの感想を書く際は
かならず自分で感じたことをまとめて
ざっくりあらすじ というものを書いてきましたが、
初めて全容を形容できませんでした…

とにかく所ジョージさんが冒頭で、
「オレ、主役!」と宣言したことが全ての始まり___


本当になんて言ったらいいのか分からない、
ここまで混乱した映画は初めて。

あの、大変失礼なのは承知の上ですが
もしかして酷くアルコールを摂取したか
はたまたクスリやりながら作ったのですか?
と問いたくなるほどにストーリーが一向に掴めず、とにかく終始カオスだった。


一応公式のあらすじには、
〈泣く子も黙るギャグコメディの決定版!〉
と記載されていたけれど、
これが…赤塚不二夫さんの考えるギャグコメディなのか...と思うしかなかったというか。

まるで
そんな真面目に捉えるんじゃないよ、
見たままを感じればいいのだ!
などと言われているような感覚がした。


【 芸能界のベテラン勢たちの良?悪?ノリ 】 

〈所ジョージ & 坂崎幸之助〉
二人の役は大学生で、
各自 女性とイチャイチャしつつ 互いにバディのような関係性。

所さんはバイクを乗り回し ロックみ溢れる活発な不良で、
坂崎さんはふわふわのアフロヘアに
オーバーオールを着たかわいらしいスタイルで
マザコン気味な気弱青年という母性本能くすぐられる系の雰囲気
対照的なキャラクターだった。

でも一緒に歌唄ったり 踊ったり 悪さしたり
対照的でも仲良しなんだな〜と見進めていたら
二人が全裸でシャワーを浴びだし、
今までノンケだったはずなのに
急に変な恋人同士のノリが始まって
そのうちガチキスし出して「WTH!?!?!」ってなった。

イメージになさすぎてビックリしつつ
若者の変なノリ描写って時代問わずあるんだなぁと。

そんな感じで大体この↑二人がわちゃわちゃする中で
タモリさんと赤塚さんが自由奔放に芝居してるのが新鮮だったり、
イケオジだなぁ…と思っていた宇崎竜童さんの若い頃からのカッコよさを感じたり、
真面目で痛い目ばっかみせられる教師役の柄本明さんは若い頃の見た目がもう息子の佑さんすぎたのと
はっちゃけた芝居が楽しかったり、
他にも名前だけは耳にしたことがある昭和の有名な方々のパワフルなお姿が映画をにぎやかに彩っていた。

それに出演者に坂崎さんの名前の他に
アルフィー とあったけれど、
どこに桜井さんと高見沢さんがいらっしゃったのかが一度目視聴では分からなかったので
また確認してみようと思う。
(個性豊かな素敵なおじさまになってからのアルフィーに見慣れすぎている分、見つけるのムズそう…w)



坂崎さんのインスタを見て出会えた
コンプラガン無視ヤリタイ放題ムービー。

ギリギリ70年代という時代は今よりフリーダムだったのかなと、
赤塚不二夫さんだからこその
カオスなフリーダムさだったのかなと感じました。



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