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中年男女の不器用な恋模様、東京03と光石研さんが魅せる

2021年に日テレで放送&Huluで配信されたコント番組、

『東京03とスタア』


先週こちらの地域でなぜか急に再放送されたので
久々に視聴した感想を綴っていく🖊

.


【 「50年分のそれ」 作 : 根本宗子 ざっくりあらすじ 】


物語の舞台は高級ホテルの一室

赤ワインが注がれたグラスにさほど口をつけていない様子で 浮かない顔をする中年女性〈豊本明長〉が一人、
そんな女性の様子を心配そうに見守っている男性〈飯塚悟志〉も一人、
しかし男性の姿はどうやら女性には見えていない様子…

女性に聴こえるようにダラダラとホテルの愚痴をこぼす中年男性〈光石研〉が
バスローブを着て風呂から上がってくる

女性は講釈を垂れ続けるバスローブ姿の男性に向かって
「もう終わりだと思うの、私達って…」
と切り出し___


まず夫婦じゃなく、付き合って2年の大人カップルが
落ち着いたムードある高級ホテルにいるっていうシチュエーションがなんだかエッチで良い


光石さんの役は最初ちょっといや~な感じだったけど
中年男性の心の中にいる” 中立 ”役を飯塚 悟志さんが、
” 熱血 “役を角田晃広さんが擬人化する形で
振られかけている男性をひたすら鼓舞するコントなのだけど、
まるで初めて恋を覚えた少年のように
どんどんピュア剥き出しに素直になっていく様がとってもおもしろかったし かわいかった

光石さんのお芝居がおもしろくて可愛いのはもちろんのこと、
飯塚さんが途中ギャルみたいな喋り方してるのも
なかなか可愛くておもろかった

それに光石さんの役がベッドの中だけしか出さない、とキザに言っていた熱血担当の角田さん、
暑苦しいのになぜか清々しいという
相反する憎めないキャラクターを好演されてた
てかセックスの時にあんなテンション出すのか…って思ったらまたおもしろかった
まあ中立がちゃんと中和するのかなw

なにより変に女性感を出していないのに
どこかに居そうと思わせる自然な中年女性を演じられていた豊本さんも素晴らしかった!


光石さんは今回コント初挑戦だったとのこと、
東京03と馴染みすぎて初めてだと思えないくらいだった
さすがシリアスもコメディもなんでも染まれるバイプレーヤー、キャリアを感じたなぁ👏


観終わって東京03の皆さんの公式Xを遡っていると、




皆さん感慨深い気持ちだったんだな〜と。



Huluでは今も配信中とのこと、
とても愉快なコントだったのでオススメです✨

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