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【日経MJ】有江ノイ的感想文2020年10月11日(日)

あやや今日は日曜日と朝からゆっくりしていたら、玄関のポストに日経MJが入っていて今日が発行日であることに気づきました…

1面は

安さのウォルマート アマゾンに逆襲
会員制即日宅配に本格参入 生鮮に強み、1時間刻み

そうか、確かに生鮮ならウォルマートは強いかもしれないなと読み進めながら、価格比較のところをチェック。

価格はどうか。両サイトで目玉商品だったバナナと、スープの具材を注文して比べてみた。タマネギやトマト、ネギ、ピーマン、ベーコン、バナナの総額(税抜き)でウォルマートが9.81ドル、アマゾンが14.72ドルと約5ドルの差が出た。
野菜はウォルマートが2~4割安い。アマゾンは傘下の高級スーパー、ホールフーズの有機野菜が多く、価格差につながっているようだ。ネギはアマゾンのほうが新鮮だと感じた。ベーコンはウォルマートの容量が3割多いうえに価格も2ドル超安かった。

アマゾンは有機野菜が多いということだから意識タカイ系の人は、アマゾンで高く買うことに意義を感じるかもしれませんね。価格対抗すると消耗戦になりますから、エシカルやビーガンなどのメッセージ色を強くして消費行動自体の価値を高めるような戦術に出るのではないでしょうか?勝敗はロジスティクスと輸送のゼロエミッション化に向けた投資と実行スピードにかかってくるでしょう。今後の動向に注目したいと思います。

2面は、

消費を斬る) ヒットの裏側 在宅勤務でパソコン復権 快適性求め高機能品購入
新型コロナウイルスの感染拡大で、多くの企業が急ごしらえの在宅勤務に移行した。働き方が多様化するなか脚光を浴びているのが、ビジネスパーソンに欠かせないパソコンだ。長年スマートフォンやタブレットに押されて影を潜めてきたが、再び使い勝手の良さなどが見直されつつある。ニューノーマル(新常態)時代の相棒を求める動きに市場が沸いている。

在宅勤務用はいいんですけれど、ノートPCの内蔵カメラはもう少し工夫の余地がありそうな気がします。カメラが画面の上側にあるからどうしても、下から見上げたアングルで鼻の穴が強調されてしまいますよね。これって特に女性はすごく嫌なんじゃないかと思います。台に乗せて高さを持ち上げて使っている人もいますがいつも自宅や自席というわけでもありませんし。ロッドアンテナ風の伸縮自在な棒の先端にカメラを付けて少し高めのアングルから映す形にするとだいぶ見え方が良くなると思うのですがどうでしょう?

7面は

座っても映えるスーツ ファブリックトウキョウ 在宅勤務に対応、改善点募る
オーダースーツのファブリックトウキョウ(東京・渋谷)は座り姿の見栄えを重視したスーツを開発する。スーツは立ち姿が美しくなるようにデザインするのが一般的だが、定着の進むオンラインのビデオ会議では終始座ったままの場合も多い。購入を予約した消費者からも要望を募り、デザインや機能に反映する。2021年2月末の出荷を目指している。

個人でいろいろ着こなしを工夫している人も多いと思いますが、それをデザイン、コンセプトに落とし込むと注目の度合いも高くなります。細かいギンガムチェックとか画面で見るとモアレが生じたりするので、スーツを試着する時は鏡だけでなく「画面映え」もチェックした方が良いかもしれません。試着に入る時にすっとタブレット出してくれたりすると、細かいところまで気配りしてくれているなと思います、多分。

8面は

在宅パティシエ、おいしく稼ぐ シンガポール ネットで販売 SNS発信、宅配人気追い風
【シンガポール=谷繭子】自宅で作ったケーキなどスイーツをネット販売する在宅ビジネスの「ホームベーカー」がシンガポールでブームになっている。SNS(交流サイト)やデジタル技術を活用して個人業者も宣伝や販売が効率的にできるためだ。新型コロナウイルスによる外出規制で料理の宅配サービスが浸透して一気に火が付いた。予約が取れないカリスマ的な在宅パティシエまで現れた。

今、一番確実に稼げるのは、こうした在庫を持たない完全受注生産の「家内制手工業」でしょうね。これから飲食店はどんどん潰れていくかもしれませんが、水回りや業務用厨房など食品製造に適した設備を持つ住居を安く購入して、休日「片手間に」食品造りに精を出すという副業も良いかもしれません。起業だと言って無闇に設備投資したり、住むだけで何の生産性もない住居に一生分の賃金をかけるような無駄遣いはしない方がいいですね、多分。有り余っているのなら別ですけれど。

12面は、

「4分の3和牛」愛媛で肥育中
【松山】畜産業のゆうぼく(愛媛県西予市)は和牛と交雑牛を掛け合わせた「スリークオーター(4分の3)」と呼ばれる珍しい肉牛の生産に取り組む。脂に甘みのある和牛特有の肉質を受け継ぎつつ、赤身とサシのバランスに優れ、和牛に比べて成長が早い。2021年春ごろの初出荷を予定し、自社運営の飲食店や通販サイトで取り扱う。希少でユニークな牛肉としてPRし、需要を開拓する。

これ、ちょっと個人的に楽しみにしています。というのも、いわゆる高級和牛ってそんなには食べた回数はないのですが、脂が多すぎて辟易してしまうのです。もう2、3切れ食べただけでお腹がいっぱいという感じで。昔、りんごなんて特にそうでしたが「甘ければ美味しい」というような考えで、甘いりんごばかりが氾濫していました。おそらく昭和の貧乏的・画一的な価値観だったと思うのです。それと同じで、「美味い牛肉は脂がのっている」という価値観が、牛肉を霜降りだらけにしてしまったような気がするのです。肉も多様性があって欲しいなあ。

14面は、

マスクで仮装、仮想で大騒ぎ 今年は"特別なハロウィーン"

口裂けマスクとか不気味なマスクの画像がいろいろ並んでいますが、一番怖いのは、”マスク無し”ですね。マスク無しでバルコニーから演説するなんて、怖い怖い、怖いですねー。思わず小松政夫がマネする淀川長治になってしまいます。

※引用文は、日経MJ2020年10月11日誌面からのものです。


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