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コロナが与えてくれたギフト🎁

緊急事態宣言が解除されてお店などが再開し始め、少しずつですが、自粛前の生活に戻ろうとしていますよね。

外出に対して全く「罰則」を設けなかった日本。外出をしないようにとの「お願い」だったにも関わらず、わずか一ヶ月半で緊急事態宣言が解除となったことは、世界的にみても凄いことです。

政府の対応が遅い、マスクなんていらないなど、色んな衝突の声もありましたが、そんな中でも終息に向けて一人一人が出来ることや守れることをしっかり「選択した」という結果が、今だと思います。

日本人は平和ボケしていると言われるように、何もなければ、本当に穏やかでのんびり屋さんな人種です。しかし、ピンチに直面すると一気に最強モードになる、すごい民族だと私は思っています。

戦後の立ち直りからの高度経済成長があったり、震災復興で道を直すのが驚異的に早いなど、日本人の遺伝子には、圧倒的な底力があると思うのです。

世界と比べてダメな所ばかりや、遅れている所ばかりにポイントが当てられてしまいますが、他人の事を思いやって行動することができ、ピンチに強い人種の日本人であることに、私は誇りを感じています。

今回コロナを通しても、再度そう感じさせられました。

「日本人である」という事にどんなイメージを持っていますか?

みなさんはどうですか?自分が日本人だということを、どのように感じていますか?

英語力とは一見関係ないように思えますが、自分はどんなルーツの元に生まれているのか?どんな人種なのか?といった「アイデンティティ」

これが確立されていると、どんな状態においても、他国の人達と関わって行く際に、英語力の高さ以上に「勇気」や「自信」になってくれます。絶対ぶれない強い軸ですね。

外国人と話すの怖いなぁ。って感じる方や、日本人である自分にあまり良いイメージない方は、ぜひ知って欲しいポイントです。

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さてさて、緊急事態宣言が解除となっても、不安が完全に払拭された訳ではないですが、この「自粛期間」を通して思ってもなかった気付きがいくつかありました。

コロナで命を落とされたり、医療機関者やスーパーなどで命の危険を冒して働いている方がいる中で、コロナがギフトといった言葉を選んだ事は反感を買う所もあると思います。

しかしもし、こういった事態にならなかったら、絶対に気づことがなく時間が進んでた。と感じることがいくもありました。

なので、ニュースに上がってくるような悲しいことや、嫌なことだけでなく、ポジティブな側面もある歴史になると思うのです。

コロナが与えてくれたモノ。

「ギフト」があると私は感じています。それがどんなことだったか、ここからはまとめていきます。ご興味がある方は、読んで頂けると嬉しいです。

【GIFT1】 オンライン化した世界を体験

コロナになって、会社に勤めている方はリモートワークが中心になったように、私もセッションやレッスンがすべてオンライン化しました。

コロナになる前までは、対面とオンラインを複合していたので、「全部オンライン化出来ないかなぁ」と、よく考えていたのです。

それが出来たら、住む場所に縛られなくなるし、移動時間がなくなるので家事もビジネスも効率的にスケジュールを立てられる。でも、オンラインに抵抗がある方がいるかなぁとか、最初は対面で会わないと信頼関係が築きづらいなぁとか、なかなか振り切る勇気がなかったのです。

しかし、今回「オンラインしかない」という状況に一気に追い込まれてみて、その世界を強制的に体験する機会となりました。

すると、想像していた効率化でのメリット以上に、私は「人と会って話すのも好きなんだぁ」という事に気付かされたことが、大きな宝物になったのです。

もちろん、オンラインでもお話は出来ます。

しかし、やっぱり直接会ってお話するのとでは、「伝えられる事」「伝わってくる事」それが違うことが、よくわかりました。オンラインばかりでやっていると、どこかストレスに感じている自分もいたのですね。

何か埋まらない、何か満足感にかける感覚です。

「直接会って人とお話すること、伝えること」が自分の中ではこんなにも大切な事だったのかと気付かされたので、人と会う対面のコンテンツは、今後どんな地域に住もうと絶対に続けていこうと思っています。

機能面を含め、どこまでオンラインでいけるか?といったチャレンジにもなり、オンラインで出来ること一方で難しいこと。そのほか、ネット環境やディバイスを知れたり、移動時間がなくなることでの時間の使い方の変化などを知ることができました。

オンライン化した世界を体験出来たこと。これは、今後に大きく役立つ体験となりました。

【GIFT2】 こども英語レッスンが楽しい!

独立前の前職では、こども向けの英会話スクールでマネージメントをしていた私。

英語が好きで、英語に触れられる環境にいたくて、選んだ仕事でしたが、こどもの英語力よりも、親同士のいざこざに「なんとかして下さい」と巻き込まれたりなど「何のためにこの仕事をしているのか?」と悩むことが多かったのです。

なのでこどもの英語は「ただ親がやらせたいだけだ」そう思い、フリーランスとして、子供向けのレッスンは絶対やらないと決めていました。

しかし、自粛で学校に通えなくなり、子ども達の勉強も遅れるし、何より家から出られずに退屈に。

更に仕事の片手間でそんな子ども達に何もしてあげられず、TVを見せる毎日に罪悪感を感じて困っているママ達がいるとのことでお声がかかり、午前中の子ども見守りオンラインスクールを何人かと協力して、一ヶ月毎日開催してみました。

その中で、週二回ですが、英語を子どもに教えてみる機会を頂いたのです。

最初はやるかどうしようか少し迷いもありましたが、でも、困っている人がいるならやろう!そして、やるなら本気でやってみよう!って思ったんですね。

その結果、自分でもものすごく意外なことでしたが、こどものレッスンがめちゃめちゃ楽しい!!!!!

本気で伝えたら、ちゃんと答えようとしてくれるし、気持ちにムラがあっても、頑張ろう!としてくれる、子ども達の素直さや、吸収力にたくさんの学びを得る機会となりました。

何より自分が得意とする英語のコンテンツ、発音と音読は、こども向けの方がもっと役に立てるのかもしれないという気持ちも湧いてきたのです。

こういった状況にならなければ、自分自身では絶対に取ることがなかった「こどもに英語を教える」という選択。

コロナは、偶然にもこの機会に出会わせてくれた出来事となりました。もちろん、声をかけてくれた仲間にも感謝です。

【GIFT3】自分が大切にしたいもの

自粛という期間は、当然、家で過ごす時間が長く、夫と飼っている猫とも必然的に過ごす時間が長くなりました。

離れている両親、お世話になった人と「大丈夫?」とメッセージや電話することが増えました。こんな状況でも、一緒に何かやりたいと思ってくれるビジネス仲間がいました。

地元新潟にいる友だちとは、オンライン飲み会。結婚して子供がいる家庭が多くリアルだったら一斉に集まることが難しい友人が、久々に集まれる機会となりました。

こういったことを通して改めて、自分の周りにいる人、関わってくれる人が本当に「大切だなぁ、大好きだなぁ、ありがたいなぁ」と、思う機会となりました。

自粛という期間は、めいいっぱいの「時間」を与えてくれたように思います。

毎日精一杯の限界まで頑張りすぎていた。

そんな方には、ゆっくりと考えたり、常にある身近な幸せを感じる期間になったのではないでしょうか。

私は自分にとって大切にしたいものを改めて感じたり、知る機会を頂いたように感じています。

自分が大切にしたい人、こと、物、そして感情。
これらが明確になると、「どうしていくか?」これからの行動がより明確になります。

最後に

コロナの自粛期間を通し、新しいチャレンジと共に、頂いた時間によって心が満たされた感覚、時間の流れがゆっくり心地良くなったように思います。

・休みたくても休めない。
・やりたいことをしたくても余裕がない。

コロナは、今の地球に生きる多くの人が抱えている「嫌」を少し暴力的にでも引き剥がす為に発生したと言う方もいます。

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「こうならないといけない」
「こういった存在でないといけない」

そういった、学校教育や社会の常識の中で作られた型の中で生きるのはもうおしまい。コロナの後は、必ず世界が良くなります。

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人は心から大切にしたいものが、一人一人全く違う。

例え、周りから見てどんなに立派な成功や、素晴らしい財力だと思われるものを手にしていても、自分が心から大切にしたいものが、大切に出来ていないければ、残念ながら、幸せは感じることができないのが人間です。

コロナは、しばらく続いていきますが、今感じていることや気づいたことをこれからは一番「大切」に前を向いて自分の人生を生きていくことが、本当の意味の「終息」になると私は強く思っています。

多くの人にとって、コロナは自分らしい人生へ向かわせてくれる「ギフト」になっていくと思うのです。

あなたが大切にしたいものは何ですか?

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

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