英会話は、相手への興味でしかない

こんにちは！英会話習得アドバイザーのArisaです。

今日は、英会話は、相手への興味でしかないというタイトルでお話していきます。

英会話って英語で会話をすること、つまり、英語で人とコミュニケーションをとることを指しますよね。

しかし学校での英語教育の影響もあり「自分の英語力が、どのレベルか？」と言ったことや「どれだけ素早く処理できて、返答できるか？」というところにばかりフォーカスされているように感じます。

だけれども実際の英会話は「英語のテスト」はカテゴリーが異なるものです。

返答のスピードや正確性よりも「お互い心地よく、会話が長く続けられるか？」の方が、とても大事だと思うのです。

日本人は、質問を待ち過ぎる

多くの方が英語の表現を勉強していくときに、自分を中心に考えます。

名前、年齢、好きな事からはじまり、働いている会社名、部署、役割、このあたりを自己紹介としてまず覚えますよね。スタートはそれで、良いと思うのです。

しかし、英語が「テスト感覚」になってしまいがちな私たち日本人は、相手の視点に立つことを教わりません。その結果、相手からの質問を待ちすぎてしまう傾向があります。

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そして「聞かれたことだけ、答える」

まるでテストみたいですよね。

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会話相手が、英語の先生であれば、「聞く」「聞き出す」ことが仕事なので、それでOKです。しかし実践の会話の中でこれをやってしまうと、100％会話が途絶えます。

会話とは、お互いが質問をしあうから、話が膨らみます。

日本語での会話も同じですが、一方的に話されたり、話しかけても「うん。」だけなど一言の反応で返されたら、良い気持ちがしないじゃないですか。

英語でもその条件は同じです。会話のキャッチボールが大切です。なので、なかなか会話が続かない方は、ぜひ「疑問文のストック」 を増やしてみましょう。

疑問文ストックの増やし方

その方法としてまず、視点を相手にづらします。

そして、「相手にどんなことを聞いてみたいか？」

それを日本語で書き出すのです。

はじめて会う方とは、普段どんなことを話しているだろうか？と想像するのも、やりやすいと思います。

「好きなことは何？」「休みの日はどんなことしてる？」「どこの国に行ったことがある？」といった一般的な質問はもちろん、生まれ育った環境、生きている環境が違えば、興味を持って聞いてみたいことってありますよね。「日本のことどう思う？」などですね！

こういったことを書き出し、それを英語にして、音読して覚えてます。そして、実践で相手に聞いてみるのです。そうすることで、実践内での課題も必然と作れることが出来ます。

最初は、その返答がうまく理解できなくてOKです。

まず、聞いてみることがとっても大切。

誰でもそうですが、自分に質問されるって嬉しいし、人が自分の話に興味を持ってくれたら、すごく良い気持ちになります。

質問を付けて相手に返す

それ以外にも、質問されたら「質問を付けて返す」という方法があります。

👩 Do you like green tea?
👨 Yes, I do. How about you?

返答と共に「あなたはどう？」という感じで、同じ質問を返してみるのです。※ What about you? も同じ意味なので、どちらを覚えてもOKです。

✅ 返答 + How about you? 

これをやっていくと、会話のリズムがちょっとずつ掴めてきます。ぜひ意識してみてくださいね！

質問のネタを相手に提供する

以下は次のステップの補足ですが、会話のリズムが掴めてきた後は、質問のネタを相手に提供する ということもトライしてみてください。

👨 Have you ever been abroad?

👩Yes, I have. I've been to Canada, America, and France before. And Canada was the best country among them. I had really good time there!

👨That's nice. I have been to Canada many times! I love there too. Which city did you go? 

質問されたことの返答と共に、補足情報もプラスして返します。そうすると、相手がまた質問しやすい状況になるのですね。

ここまで出来ると、あとは会話が自然に続いていきます。

日本人にシャイな方がいるように、国籍関係なく、シャイな人はいます。一見シャイに見えても、友達になったら気さくに喋ってくれる人もいます。

✅ 返答 + 補足情報

相手が質問しやすい、話してくれやすい状況を作るというのも、場合によっては、意識してみましょう。

最終的には、相手への興味

自分の英語は、下手に思われないだろうか？
自分の英語は、伝わるのだろうか？

そんな風に不安に感じることもあると思います。

しかし、会話は最終的には、相手への興味でしかありません。

何でだろう？と思たことや、もっと聞いてみたいな！ということをどんどん聞く。聞けるようにする。英語での質問力を上げていきます。

言語関係なく、相手に興味を持てる人は会話上手です。

会話をするときの「興味の矢印」が、自分に向いているのか？相手に向いているのか？ちょっとずつで良いので、意識して感じてみてくださいね。