2024.04.14 いまこの眠たい気持ちを、
宿題が終わらなくて、焦り汗りの、春の夏夜。
氷をカランとグラスに突き当てて、ただ音を聴きたいだけの。
さっきまで書いていた文字が魔法のように浮かび上がって、少し開いた窓の隙間から文字たちがそぞろ逃げていくように感じるわたしは、きっと眠たいのでしょう。
無意識にリュックから日記帳を取り出して、わたしはいま、この日記を書いています。
この瞬間書いている文字たちは、どうか逃げていかないでね。
いまこの眠たい気持ちを、どうしても未来に残したいのです。
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