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【VIBE PHOTO 400】こんな素敵なフィルム初めて・・・

1. VIBE PHOTO 400とは

みなさんこんにちは。
今回紹介するフィルムは、謎に包まれたフィルム、VIBE PHOTO 400です。
結論から言います、このフィルムやばいです。良い意味で、初めての経験でした。

謎が多いこのフィルム、詳細は全くわかっていません。
ネットショップではいくつか取り扱っているところがあるようですが、実店舗で私が見かけたのは、カメラはスズキ横浜ジョイナス店のみです。

日本製であることはわかっているのですが、まず、このフィルムのパトローネに触れた時の高級感が半端ないです。ツヤがあって、フィルムとは思えません。
今回は、たくさんの作例とともに、このフィルムの素晴らしさをお伝えしていきます。

種 類:カラーネガフィルム
枚 数:27枚撮
粒状性:細かい
色 味:彩度低め、透明感のあるハイライト、レッド・オレンジの発色が少し強い、ラチチュード広め
価 格:1本1100〜1500円

2. 作例

1. 憂鬱(屋内・曇り・サイド光)
みてください、この写り。
ISO400という感度にしては微粒子で、レンズの性能も相まって、フィルムとは思えない程の高画質を実現しています。
加えて、レッドやオレンジの発色が少し強く出るせいか、ホワイトバランスは寒色よりにもかかわらず、唇や肌の発色はとても良いですよね。

2. 窓辺(屋内・曇り・サイド光)
窓辺に飾られているドライフラワーを撮ったこの1枚、全体的に彩度が低いため、淡い感じが出ています。また、窓から差し込む光がとても柔らかく、ハイライト部分の空気感がよく伝わりますよね。
一つ気になったのは、この1枚、使い始めて何枚目かにもかかわらず、左部分が感光ししてしまっていることです。
カメラが原因?とも思ったのですが、その後ほかのフィルムを使っても感光は見られませんでした。こういうの、フィルムが原因で起こることってあるんですかね?

3 .水色駐輪場(屋外・曇り・サイド光)
水色の駐輪場と水色の自転車が可愛くて撮った1枚です。
彩度が控えめなので、水色がうるさくなくて、良い発色です。
また、地面の色合いが、本当にフィルムなの?と思ってしまうくらい繊細に映し出されています。

4. 視線(屋内・曇り・サイド光)
最後にご紹介するのはこの1枚です。
これまでにご紹介した作例と同様、彩度は低めですが、赤の発色がよく、唇の色合いが素晴らしいです。
右上の窓から光が差し込み、ボケていながらも髪のツヤが表現されています。
とても高級感のある写りとなりました。

3. 感想

このフィルムを買ったきっかけは特になく、なんとなく自分に合うフィルムを見つけたいという気持ちでいたわけですが、そんなフィルム探しの旅は、このフィルムとの出会いによって一応の終わりが見えました。
このフィルムは、これまで使用してきたフィルムの中でも、いうまでもなく私のお気に入りとなっています。
微粒子かつ高画質で高級感のある写りを求める方には、ぜひ一度使用して欲しいです。

一方で、私はまだ晴れの日の屋外でこのフィルムを使用していません。
太陽光との相性やハレーションなど、もっとこのフィルムを研究して、みなさんに再びご紹介できたらなと思います。

それではみなさん、今日も素晴らしいフィルムライフを。

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