働く場に子どもがいてもいんじゃない
分けない生き方をしたいということで、私が常に目指している・目指したい生き方の原体験について前回書いたのはこちら👇子どもとの関わり方や働き方でめちゃめちゃ影響を受けた、バリで過ごした1ヶ月間のお話し。
今回はその第2弾として、子育てする女性にあるあるな経験から思った、「こんなんあったらいいのになあ〜」っていう理想の世界について…。
子どもを職場に連れていけたらいいのに。
すぐ熱が出ましたーとか言って保育園に迎えに行かないといけなくなったりとか、子ども自身は元気でも学級閉鎖みたいなことになって休まないといけなくなったりとか、みてもらえる人がいないから自分が休まざるを得ないとか、色んな理由で、仕事ができなかったり、職場に行くことができなかったりすることも多くなります。
休むとどうなるかというと…
・親は、仕事を中断して、迎えに行き、帰宅する。
・その抜けた穴を埋めるために、例えば他の人をよんでくるということ必要になる。
なかったはずの別の仕事が増え、本人はその瞬間、仕事の切り替わりが発生する。子供の世話、仕事の後処理、お迎え、全部全部、親がやる、ということになります。
休むことによって本来は出せたはず(出すはずだった)出力、パフォーマンス(仕事)がゼロになる、ということです。
そういう場面を何度も何度も見てきました。
前職時代、一店舗のマネージャーをやっていたので、子育て世代の女性が多くいる環境の中で、そういうことに本当に頻繁に遭遇しました。
誰か1人の力をゼロにしないこと
その度に親は帰らざるを得ない、仕事に穴を開けられないので、周りの人間はそれを調整する必要がある。全ての関わる人にとっていいことが本当にない、と思っていました。そんな時いつも思っていたのは
「ああこの場所に連れてこれたらなあ…」
ということでした。
重症でどうしても寝ていないといけない場合もある。物理的に外に出られれないこともある。でもそうじゃなく、子ども本人が元気だけど預け先がないとかで、子どもも元気、お母さんも元気、だけど仕事に出られない。
そんなとき、職場で子どもを見ながら、お母さんは働くことができる環境や状況があればいいのに…!
連れてくることによってデメリットってあるのかな?って考えてみてもさほど思い浮かばないんですね、、、
もちろん、いてほしくないタイミング、仕事内容はある。でも、、、そこまで緊急度が高くない、そんなこともあるんじゃないかなと。
仕事も役割も雰囲気もシェアする
シッターさんや託児所や色んな選択肢はあるものの、当日や、直前になかなか預けられることがないのが現状…
そう言った理由から、在宅で仕事ができる環境というのがとてもクローズアップされています。もちろんそれはとってもとっても素晴らしいです。
でもそれはあくまで、やはり関わる人は母親だけであり、場所は家ということになります。
であれば、職場に数時間だけでも、いてもらえれば、最高なのにな、と。
お母さんが仕事をしている間、他の人がほんのちょっとでも交代で見たり、子どもがいない人も、子育てとはこういうものなのか、と少しの雰囲気でも味わうことができます。
そうやって周りのみんなの知識と時間をちょっとずつ使えば、誰か一人の力をゼロにせず活かすことができる。
ほんのちょっとシェアする、という感覚がすごく個人的に好きで。
仕事も役割も雰囲気もシェアする=共有できる、そんな世界がその先にあってもいいんじゃないかなと思うのです。
それは長い目で見た時、全ての人にとって良い経験になるはず。
お母さんの仕事量は少しは減るかもしれない。だけど、、ゼロになるのとならないのとでは大違いです。
子どもは、何も毎日何時間もずっといるわけじゃない。ちょっと連れてくることによって、その負担や雰囲気などをたくさんの人で共有=シェアすることが当たり前になるといいな。
もちろん、実際連れて行くことができない場合が実際には多いはずだけど、
あぁ〜また子どもの体調で出来なかった、と思うより、自分の力をゼロにしない、0.1でも活かすにはどうしたらいいか?と見方を変えてみるといいかも。
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