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家族だけでしない家事育児〜チームで戦え!〜

我が家では、娘1歳すぎごろから2歳になる前くらいまで家事代行やシッターさんなどを相当活用させていただいていた時期がありました。
(自慢じゃないですが本当にすごかったです爆)

特に育児に関してはそもそも経験のないことだらけで、まあ要領も良くないわで、時間もかかるし今までやってきたことが全然通用しなくて思うように動けない。。

なぜわからないのか?何でやってくれないのか?というできない・わからないのループの中、押し付けたい気持ちの矛先が夫にいくようにもなります(恐い…)

夫が仕事が忙しくほとんど頼れなく、むしろなんなら私も一緒にやったりしていたぐらいだったので、

①家事
②育児
③仕事
④自分のこと

そもそも↑この上の全てにおいてやることの量が圧倒的に増えているのに、それを今まで通りのリソース(人、お金、知識など)でやろうとしていること自体が問題なんじゃないか、とある時気づきます。

これはとてもじゃないけど、夫婦二人では全く対応しきれないのではないか? 家事代行やシッターさんを頼んでみる、という手段を考えるようになりました。

どんなことを任せるのか?

もちろん圧倒的に増えた量の中には、人にお任せできること、人にお任せできないこと、両方あります。

例えば…料理、洗濯をする、お皿洗い、トイレ掃除をする、お風呂掃除をする、保育園や習い事の送迎、ご飯を食べさせる、お風呂に入れるなど、簡単に説明できたり、誰がやってもまあ同じであろうと思われる、ゴールがほぼ同じなものは「人にお任せできるもの」

これも優先順位もあり、その時間が自分にとってどんな時間か?(目的)にもよるので一概には言えない部分もあると思います。

どういう部屋のレイアウトにするのが、家族にとって心地が良いのか?とか子どもの教育を考えて、どの学校を選んだらいいか?とか、今どんなことに興味があるのかな?見てあげることとか、正解がなく、価値観に大きく左右されるようなものは、「人にお任せできないもの」かなと思います。

・やることがそもそも多くなる

・知らないことが多くてやるのに時間がかかる

・あれもこれもあるのに何も出来てない
↓ようりょ
・結局出来ないでたまっていくものが多い

・出来ないことが増えて自己嫌悪、自己を肯定できなくなる

自分のやりたいことを犠牲にしながら、本当は犠牲にしたくないから、家族である配偶者にその矛先が向いて、共感し協力しあう仲間のはずが、あなたか私か、という狭いところでいつしか対立する相手になってしまう…

そう思うと、家事や子育てを家族だけですると言う考え方が、あまり健全じゃないのではないかなと思います。

家事も育児も「仕事」と一緒

そんな考えにシフトできた時から見える景色が変わりました。

私は元々、ユニクロという企業でマネージャーをしていたのですが、色んな規模のお店があります。

駅ビルのようなところにある小さなお店もあれば、郊外によくある路面店のようなお店や、はたまたフラッグシップとなる超大型の店舗まで、規模やお客さまの数によって、仕事内容や仕事量、関わるスタッフ・社員人数が全然違います。

売上や規模が大きくなれば、仕事量が増え、スタッフ、社員数も増えるのは
当然のこと。
そして、人が増え、仕事量が増えるともちろん関わる人も、考えることも多くなっていく。

それって家庭も同じことじゃないかな?と。一人の力だけでは到底戦えなくなってきます。自分と同じ考えができる、そんな人を「自分が育てていく」ということが必要になります。

育てるというとおこがましいのですが…

自分の価値観とか、どんなことがしたいとか考え、行動し、いつもいつも言葉にして伝えたり、時には一緒になってがむしゃらにやり、そしてみんなができるように後押ししていくことがめちゃくちゃ大事だと思うのです。

家族というチームで自分が最も力を注ぐこと、はまさしくこれじゃないかなと思うのです。

現在はというと…

任せないのもよくないし、任せすぎもよくない。自分にとって何が大事で、どれくらいの塩梅が心地よく感じるか?がわかるようになった、というのをすごく感じます。

▼Before
・やることがそもそも多くなる


・知らないことが多くてやるのに時間がかかる

・あれもこれもあるのに何も出来てない

・結局出来ないでたまっていくものが多い

・出来ないことが増えて自己嫌悪、自己を肯定できなくなる

▼After
・やることがそもそも少なくなっている。
→まず絶対的に必要なことが減っているということも大きいです。(0歳児と2歳児は大違い。)

・知らないことが減っている
→経験値が上がっているので、同じことやるのもめちゃくちゃ時間短縮になっています。当然ですが、上手くなります。それによって浮いた時間も心の余裕もできます。

・あれもこれもやることが本当にいいのか?全部完璧でなくていい
→本当にやるべきことだけに絞るし、ある程度の完成度でOK。事件事故や命に関わるようなことでなければもう気にしないw

👆で浮いた時間できちんと「考える」こと長期目線で見ること等に時間が使えるようになっている

・結局出来ないでたまっていくものが多い
→できることが多くなり、きちんと完了していく。多くなっても、「どれくらいになると自分のキャパを超えるか?」がわかってきたので、SOSを事前に出せる(シッターさんや託児所への予約、夫との連携)

・出来ることが増えて単純に嬉しい

こんな感じで変化してきたなと思います。

自分達だけで頑張る必要はない、というのがベースにあり、仕事の割り振りみたいに、それぞれが気持ちよく動けるような環境が出来つつあるというふうに思います。

家族を仕事とかチームみたいにとらえること、が一見ドライなように思えるのですが、押し付けの対立構造を生み出してしまうより、

笑顔で接する、触れ合う、会話を楽しむ、一緒になって遊ぶ

こんな関係性や時間がたくさんある方がよっぽどよっぽどヘルシーな環境だなと思うのです。そんな余裕をもつためにも、考え方を少し変えてみると、より一層一緒に楽しめたり、より一層大きな目標や夢に近づけるんじゃないかなって思います。

家族だけ、親だけじゃない、「みんなで子育て」の関連するこちらの記事もぜひあわせて読んでみてもらえたら嬉しいです✨




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