見出し画像

一日一首

目が醒めて一人だったと思い知る 夢での口づけ 初めてだった

田をおもう心を思うと言うのだと祖母の背中は静かに言った

線を引くそして生じる認識は多くのものを削るのだろう

【追記】
いつもいいねありがとうございます。短歌のフィードバックがあるとモチベ上がりますね。

短歌に興味をもち始めたきっかけは、中学校の古文の時間に和歌を学んだことでした。和歌が詠めるってめっちゃカッコイイ!!!!っていうのが私の短歌人生のスタート(笑)。

でも振り返ってみると、もうちょっと前にルーツがあるようにも思うんですよね。私は大体小学校に上がるくらいまで本当に頭おかしい(全く社会化されていない、本当に全く社会化されていない)子供で、毎日幼稚園から帰ってくると一人でディズニー映画見ながらミュージカルとかしちゃう子でした。一人っ子だったからだと言うのが私の言い訳です。遊び相手がいなかったから、空想の中のストーリーの中で遊ぶしかなかった。あと、実家がお寺なので、線香と読経にも塗れていました。父親がお風呂入りながらお経や仏教歌の練習をしているんですよ(笑)。

ミュージカルと読経に塗れていた私にとって歌うことはすごく自然なことでした(実際、実家が寺で周りには田んぼしかないことをいいことに、夜中に大声で歌いながら勉強とかしてました)。そこに中学校の時に短歌という枠組みが投入されて、そこでそもそも歌詞から作るという世界がひらけた。実は、私にとって、短歌は最初から世界とつながるための手段だったのかも知れないなぁ、そんなこんなで細々と続けてきて今に至るなぁって、今日改めて思いました。

みなさんは、何か打ち込んでいるものがあるなら、その理由とかって考えたりしますかね?私は時たま考えます。なんか自分がどこからやってきたのか知りたいのかもしれないです。

みなさんのルーツも聞いてみたいですね。もしよければコメント欄にでもm(_ _)m

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?