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雨のち晴れ

こちらでは一足早く梅雨明けしましたが、
戻り梅雨なる初耳のものが再び天気を悪くしました。
が、ようやくそれも終わりいよいよ夏到来かというところ。

夏野菜がすくすくと伸びてきて、待ちに待った収穫の時を迎えています。

畑の様子をなどはまた別の機会に書き綴りたいと思います。


夏の日差しを浴びて野菜以上に順調に成長している雑草達。
僕の農業スタイルはいかに雑草を管理していくかが重要になってきます。

土が見えているところはほとんどなく、
野菜を植える時にだけ、雑草を表面の土ごと削りとって植える、
そんなスタイルなので雑草の中に野菜を植え付けていっている状態です。

なので生育中は草に埋もれて、
雑草に負けないようにしていく必要があるのです。

草刈りをしていて思うのは、
改めて農業とは少なからず自然破壊だなと。

本来なら雑草が伸び、
いく年かの生き死にののち、
草が木にとって変わりその地を覆う。

むき出しの土→草原→森の順番で移り変わっていく事が本来自然の姿であろう。

そうやって環境を安定させてきた。

しかし、200年くらい前の産業革命から大きく変わってきています。
環境が変わってきていくスピードは、
生物の進化の比ではなく、
環境に適応してきた今生きている生物も、
今後どうなっていくのか…

なんて、
重い事を考えながら、草刈機で雑草をなぎ倒しています。

やはり農業は少なからず自然破壊なんだなと


でも、また明日やらなきゃな。


土の変化


刈るたびに積もる雑草。
その下を見るとダンゴ虫やヤスデら分解者と呼ばれる生き物が数多くいます。

積もった雑草が光を遮り、
適度な水分を保ってくれいて、
彼らにとって最高の家となってくれています。

雑草の下にも自然ができているんですね。

画像を貼り付けたいですが、不快な方もいらっしゃると思いますのでやめておきます。

さらには土の下。
地表と土の中を移動する生き物、
土の中で生きている生き物によって、
小さくなった雑草のかけらが土の中に運ばれていきます。

少しずつ少しずつ。

運ばれた雑草のかけらによって、
土の中が豊かになっていく。


ここに僕が草を刈る意味があります。
雑草の力を最大限に借りて土を豊かにし、
その土の上に野菜を植える。

土の上の自然は壊しているけれど、
土の下では良くしているんだね

と誰かに言われたい!


正直な部分も言うと、
効率はかなり悪い。

人件費に人件費に人件費。
ほぼこれにつきる。
生産面でも効率は良くない。

でも、
本当の野菜の味ってこうなんだろうなって、
そう思うぐらい味わい深く美味しい。
それがあるからやめられないんだろうなって。

料理人としてはこういう発見がたまらない。



非効率な事をやり続ける事で思うことはたくさん出てくる。
でもそれは、続ける事でしか答えは出ないんだ。
 

自分にとっての理想的な畑にしよう。



ほら、もう雨は上がった。



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沖縄でイタリア料理店AReKoをオープン。 耕作放棄地を自社農園に開墾中。 無農薬無化学肥料の畑と、ちょっとした空き地で出来るエディブルフラワーやハーブ園をつくっています。
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