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女児心が喜ぶ !女の子ががんばる児童書4選


女子活流行ってますよね。私の周りだけか?
キラキラした可愛いおもちゃを集めたり、小さい頃好きだったキャラクターの化粧品だったり。女子活しようと思えばどんどんできてしまう最近の世の中ですね~。

今日お勧めするのは、大人になったからこそキュンとくる児童書です。
主人公の健気さ、まっすぐ目標に向かって頑張る姿にキュンときたり、
初恋にキュンときたり、
自分の能力のなさや不運さを嘆きながらも、ちゃんと前に進もうとする姿にキュンと来ます。

児童書は優しい物語が多いですが、けして綺麗事ばかりで生ぬるいってことじゃないんです。
いつの時代もいっぱいいっぱいだけど、ちゃんと前に進もうとしてる女の子達に、素直に共感して、こういうことあった~いや、なかった~でもめっちゃ癒される~ってなります。

1 Girls In Love ガールズインラブ
ジャクリーンウィルソン

この方の本はどれも、子供にリアルさがあります。
元々記者だったからか、現代の子どもの感覚を毎回リサーチして物語に反映させているそうです。
ガールズシリーズ という4部作の一つ目。
冴えない主人公が恋する、というシンプルな話なんですが、再婚相手のお母さんとの関係などすごくリアルです。
 旦那の連れ子の息子と、義理のお母さん(しかも若い)なんてうまくいくはずねーよな…って思うんですが、そのお母さんもいろいろ苦しんでるんだなって分かるシーンがあったり、全てのキャラクターが「いそう!」なのに「ユニーク!」。
劣等感と嫉妬にまみれて、恥ずかしくて、思い当たることばかりの話なのに、読後感はさわやかです。

タトゥーママという、アル中のお母さんと娘の話も面白いです。親子関係をうまくかける作家さんの本はだいたい面白い!って思います。

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