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回遊性のある平面について

回遊性のある平面を好んで使っています。

以前の投稿で小さくて広い家を作る一つのポイントして廊下を極力減らすことを上げましたがこの回遊性を作ることでとても便利な動線を作ることができます。

少し設計した実例を見てみましょう。

まずは南砺の家です。

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施主の要望として、家に帰ったらすぐに靴を脱いで着替え、手を洗って部屋に入るという生活スタイルをお聞きしました。

平面から玄関→LDKへの動線、玄関→シューズクローク→クローゼット→洗面所→LDKへの動線の2つの進行方向が確保されていることが分かります。

とても便利ですよね。住人は靴を脱いでシューズクロークに収納することで玄関を綺麗に保ちながらも、生活スタイルに合わせて動くことができるよう各居室が並んでいます。お客さんは玄関からすぐにLDKにアクセスすることができます。

次は大浜の家です。

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この住宅は2世帯住宅です。前室の奥には祖父母の寝室があります。

LDK、前室、洗濯室、洗面所の中に通路を兼ねた衣類置き場を設置することで家族の衣類を整理しながら各部屋へアクセスすることが可能となっています。

最後に荒木田の家です。

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玄関・ホール・LDK・キッチン収納・シューズクロークを回遊しているのが分かると思います。

キッチンから出たゴミ等も裏手のキッチン収納、シューズクロークに持っていくことで玄関・ホールを綺麗に保つことができます。食材の買い出しもこちらの動線を活用する事ですぐに冷蔵庫にしまうこともできます。これらの裏動線を活用する事で玄関・ホールはいつでも片付いた状態で綺麗に保つことができます。

いかがでしょうか。どの住宅も回遊動線が生活の快適さに便利に働いているのが分かると思います。

時と場合によりますし、他にもまだありますが、人が通る通路に何か機能を与えていくことで廊下という空間を極力なくすことは、小さくて広い家を計画する一つのポイントです。


Archlife

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建築家|Archlife主宰|株式会社西和人一級建築士事務所|金沢科学技術大学校非常勤講師|日本建築士会連合会青年委員会|Hp:https://archlife.jp|Insta:https://www.instagram.com/kazutonishi_architects/

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