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外部コンペで仲間を作る方法

お久しぶりです!オランダはアムステルダムでインターン生活をしているすずきしんです!

最近、後輩から外部コンペ通過の報告を聞いて、もうそんな時期かと感じる

2年前に自分が経験したあの喜びと、その後の修士生活で無くてはならない友人たちと出会った外部コンペのことを思い出し、これはぜひ共有したいなということで今衝動で書き殴っております。

それでは本題にいきましょう!


はじめに


2年前の卒業制作が終わったあと、周りの友人たちとこぞって外部展提出に向けて奔走しており、自分が通過したことを知った時には今まで外部展に通過したことがなかったのでとても嬉しかったのを覚えています。。

外部コンペについて詳しく知りたい方はこちらの記事もぜひよろしくお願いいたします!

4つのコンペに提出してありがたいことに3つのコンペに進出することができ、その際にいろんな他大学の同期と出会うことができました。

結果として各コンペで出会う人たちは他のコンペでも受賞していることが多く、「卒、ぶりだね」などの会話やどこ大の〇〇って知ってる?などと外部コンペの出会いが波及効果を生んで気づいたらとてつもない量の友人ができていました。

最後は赤れんがのコンペ後に32人の同期と一緒に中華の食べ放題を食べたのが良い思い出です。。

それでは『卒、22』、『デザインレビュー2022』、『赤レンガ卒業設計展』の3つに共通して行っていたことを紹介していこうと思います。



コンペの展示会場ですべきおすすめの行動


実際に心がけていたのは自分の展示スペースの両隣、向かいなど近くの人達と積極的に話しかけることをしていました。

意外と普通なんですけど、何を話したらいいかわからないという人もいると思います。

そんな時気を付けていたのは、

1.相手の作品の表現方法について質問する

です。

なんか作品について説明してもらってもいいですか?っていうのもアリなんですけど、なんか自分はクリティークの先生ではないのでなかなか聞きづらいので、

話の入りとして表現方法について聞いて、ついでに自分の表現方法として取り入れてしまうという一石二鳥。

そこから大学や作品について聞いていくといった流れを自分の周辺に聞いて回る。

そうすると自分の作品についても質問してもらえて、その際に話していると

その盛り上がりを見てさらに周りの人も話しやすい環境が出来上がる。

と言った良い流れが生まれました。


卒、22の展示の様子

2.自分と同じ大学の人とばかり喋らない


会場には知らない人がたくさんいるため、不安に感じることも多いと思います。中には同じ大学の人がいない場合もあるかもしれません。

幸い自分の時には同期が6人いてくれることが多かったので、不安は少なかったかもしれません。

ただ同期と話していたのは自分の周りの人と話しておいて、あとで紹介し合おうという約束をしていました。

他大学の学生と話せる機会はほとんどないので、積極的に話しかけたあと、そこで終わらず、自分の同じ大学の同期の話をして、

自分の仲良くなった人を同じ大学の同期に紹介する。

これを繰り返すうちに20人弱の友人というか知り合いができます。

(これはコンペに通過した同期のおかげもあるので本当に感謝しております。。)


3.インスタを交換する


今の時代はホームページがわりにインスタを利用するなど、インスタの投稿は自分を表す名刺のようなものであり、お互いにフォローをした際に共通のフォロワーで知り合いがいるとその時点で会話が弾みます。

なので自分の作品などがあれば積極的に上げて行くことで、後々あの作品の人かと言った印象を残すことができる。

また、その際に人の顔、名前、、大学名、作品の特徴を一度にたくさん記憶するのは大変なので、

その際にインスタがそれを思い出すきっかけになります。

自分も「外濠の人」という名称で押し出していました笑

他にも駐車場の人、東京タワーの人など、、、いろいろ作品が代名詞になることが多々あります。


4.コンペ終わりに飲み会にいく


これはお酒が苦手な人には少しハードルが高いことかもしれませんが、お酒を飲まなくてもいいので、もしそのような集まりがあったら積極的に参加しましょう。

また、そのような集まりがなかった場合自分で開催しちゃいましょう。

幸いうちの同期には周囲の人を集めるのが得意なやつがいまして、

彼がたくさんの人を集めてきた後、自分が店の予約をするという黄金ルートができておりました。。笑

飲み会に行きたくても夜行バスが、、、帰りの電車が、、、
などとなかなか参加できない学生も何人か見てきました。

その中でも一番印象に残っているのは飲み会に参加したせいで、夜行バスを逃しカプセルホテルで追加で一泊した人たちがいました。

その気概には驚かされたし、気づいたら今でも連絡を取り合う仲です。。

実際に飲み会でお酒を飲まなくても作品について議論するもよし、楽しく飲むもよし、

他大学の学生と交流する機会は本当に珍しいものだし、本当にその時会わなかったら、今後関わることがなかったかもしれない人もたくさんいます。

会場では審査があったり、発表があったりと気が抜けない状態が続くので、その緊張から解放された状態で話すと盛り上がること間違いなし。

コンペの中には学生と審査員の先生方が交流する時間を設けられることもあるのですが、その際には審査員の方々と話すことをおすすめします。

他の学生とはこの後飲みにいこうと約束し、その時に何が一番大事なのかを選択しながら行動することをおすすめします。


コンペの後に感じるあの時の出会い


ここまで読んでくれている人はおそらく友達を作りたいと思っている方だと思いますので、大丈夫だと思いますが、

そんな友達なんか作らなくてもいいやと思っているそこのあなたに

外部コンペの出会いがその後にどのようないい影響を与えるのかを紹介したいと思います。


1.就活のインターンの際に顔見知りが多い


学部生活を終えて修士に進学する建築学生も多いと思います。

その際に待ち構えているのが就活、インターン、OBOG訪問などです。

修士に入ったらまずは作品シートの作成を迫られ、そのままインターンに応募といった忙しない夏がやってきます。。

その際にインターンで通過した後会場で会う学生の過半数が外部展で出会った人ばかりで、

もちろん適度な緊張も大事ですが、とてもリラックスした状態でインターンに望むことができました。

結果としてインターンの1週間を楽しく過ごすことができたし、大学名を聞いた時に、〇〇設計してた〇〇さん知ってる?など、

その際にも外部展で出会った人の話を基点にまた友達が増えます。

インターン後に行く飲み会もまた新しい友人と出会うチャンスなのでぜひ参加できる人は参加しましょう。

実はこの時も夜行バスをキャンセルし宿を取ったやつがいたんですけど、福岡の時と同じやつでした笑


2.就職後に強い繋がりになる。


内定をもらった時、会社に入った時、自分にはまだ経験のないことですが、実際に内定をもらい未来の同期になる他大学の学生とすでに知り合いであるということは

就職後の社内の同期のイメージがつきやすく、どんな同期が来るのかという不安も少なくなるかと思います。

実際に外部展で知り合った同期が会社で同期になっていく姿を見てると本当に羨ましいです。。。

ただ留学という選択をした自分としては先に就職して行く同期がいることは

いろいろ質問できるし、各企業についても働いている人に直接話を聞けるのでその部分は大きな財産であると言えます。


3.自分にはない同年代の価値観に触れる


現実的なメリットを述べてきましたが、実際に人生の中で自分の周りの人が自分を作り上げると言われているように

朱に交われば赤くなることがあると思います。

自分の周りにいる人たちが自分を作り上げるし、逆に自分も周りに影響を与えているということです。

今まで出会ったことのない種類の人間は数えきれないほどいます。

ただ、外部コンペで出会う魅力的な人々に共通するのは自分と同年代であるということです。

この人には敵わないな、全然ダメだなと自分の足りない部分と比較するのではなく、

そんな考え方があるのか、この表現は誰にも真似できないななど自分の立ち位置を知ることのできるいい機会です。

さらに同年代ということでこれから先同じような人生を違う場所、違う環境で送って行く人々であり、変な忖度や気を使うことなく

いろんな話をできる友人は本当の意味で同年代の同期だけなのかもしれないと思います。

フラットな関係性で歳を取ってもさまざまな議論を展開していきたいと思っているし、

それが想像できる仲間と呼べる人たちに出会うことができたのが外部コンペに参加して本当に良かったと感じることです。


最後に


ここまで読んでくださりありがとうございます!

今回仲間と呼びましたが、勝手に自分が思っているだけかもしれません、、

ですが、本当にいろいろな場面でこの人と出会えて良かったなと思う場面がこの2年間で何回も訪れて、

本当に感謝したいと思っているから勝手にそう呼ばせていただいております。

もちろん同じ大学のメンバーに支えられて、全ての外部コンペで飲み会を開催することができ、

全国各地にいろいろな友達を作ることができ、旅行の際にその友達におすすめを聞いたり、最近の就活状況を共有したりと

同じような苦労をしていて、同じく頑張っている人がいることで、自分も頑張ろうというモチベーションに繋がったり

精神的にも支えられているなと感じております。。

とりあえず、外部コンペに通過したらもちろん受賞することを目指すのが第一ですが、

せっかくの機会なのでたくさんの同年代の方々と仲良くなって自分の視野を広げてみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました!

1日で書き切ったので誤字脱字があるかもですが、ご容赦ください。。
また、許可なくある人が見たら特定できる内容も入っているかもしれませんが、ご容赦ください。。

これを読んでいる方にとってより良い気づきとなれば幸いです。


すずきしん





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