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梨泰院のカフェ サマーレイン (韓国ブログ#05)

 梨泰院を散策した。この日のメインは梨泰院にある「サムスンミュージアム Leeum(リウム)」。レム・コールハウス、マリオ・ボッタ、ジャン・ヌーヴェルによって設計された3棟からなる垂涎の建築だ。それはまた別の機会に。

 さて、梨泰院という地は高台で、山の斜面にへばりつくように街がある。坂だらけで入り組んでいる。斜面なのでどこを歩いていても日なた。訪れたのは6月でうだるような暑さではなかったが、外で動き続けるにはしんどい。
 あらかじめリサーチしておいたカフェに入る。「サマーレイン」という名の、オーストラリアのブランチがテーマのお店だ。訪れた時間もちょうどブランチ時。パーフェクト。

 入るとすぐにぼたぼたボタニカルである。からし色のハイカウンター、置き所はないけれど持ち帰りたい。奥からコアラがのぞいているのは後で写真を見返して気がついた。Hi, Australia.

手前のお姉さんをAIで消去したら空間にひずみが。AIをもっと使いこなさないと。

 個人的にこういうランバー+ポリの化粧板を組み合わせた什器は好きだ。垂直面は内側に角度をつけて、足元周りを使いやすく意匠的にもアクセントになっている。

 手前のすりガラスのところが私たちの席。隣では実家も太く受験戦争も勝ち抜いたオシャレバリキャリ姐さん方が、お互いの近況キャッチアップブランチをしている。(言葉は分からないので想像)

 注文が届く。(真上から見るとやや貧相だが私の目線からは)テーブルに置かれた時点で見るからに優勝。これで5700円くらい。表参道のオシャブランチと思えばまったくもって妥当な金額だと思う。メルボルンで食べたら1万円くらいはするだろう。(これも想像)
 コーヒーも料理もおいしい、店員さんもにこやか、空間も音楽も心地よい。最高にチルだった。(使い方があってるのか心配)

 外から見ると中がほとんど見えなくて、一目では営業中かわからなかった。私たちが店内にいる間も、外からガラスにへばりついて中の様子をうかがう人たちが何組かいた。ちなみに中からはめちゃめちゃ見えてますぜ。

 お店のインスタはこちら↑

韓国旅は続く。


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