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現場レポート | ARCABUZのラム酒づくり 【さとうきび編】
さとうきび栽培・蒸留、ボトリングまで一気通貫
世界の洋酒好きの方にもご満足いただける味を目指している種子島産のラム酒・ARCABUZ アーキバス(2023年11月発売)。
製造しているのは、さとうきびと密接な関係である私たち製糖メーカー・大東製糖と子会社の大東製糖種子島です。砂糖屋の知見を活かしたラム酒づくりに加えて、ARCABUZにはいろいろな特徴があります。今回はそのひとつである、さとうきびについてご紹しましょう。
ARCABUZは、ラム酒の中でも世界でも約5%と希少ないアグリコールラムです。通常は糖蜜を原料としますが、アグリコールラムは新鮮なさとうきびジュースが原料。さとうきび畑と蒸留所が近くないと、新鮮なさとうきびジュースを得られないため、生産できる蒸留所が限られています。
私たちはさとうきび畑と蒸留所の近さだけではなく、自社農園でさとうきびの品種選定から栽培までをも行っているのが大きな特徴です。原料のさとうきびによって美味しさが変わるからこそ、自ら品種を選び栽培まで行っています。ラム酒製造に関わる全てを一気通貫で行っている蒸留所は、日本では私たちだけでしょう。収穫の模様の動画はこちら。
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メインで使用しているさとうきびは「黒海道」
投稿写真は自社農園のさとうきびを収穫・選別している模様で、栽培面積は7ヘクタールあります(さらに拡大予定)。日本のさとうきびにはいくつかの品種がありますが、私たちはショ糖濃度の上昇が早い「黒海道(くろかいどう)」を主に採用。収量に優れた品種もありますが、味と品質を重視した答えです。
収穫したさとうきびは、すぐさま工場に運びこまれ良好な状態のものを選別、そこから搾汁の工程へと移ります。収穫から24時間を過ぎると蓄えているショ糖が減少するため、遅くても24時間以内に搾汁を行っています。
次回は、搾汁のこだわりをお伝えします。
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