読書感想文(4)森岡毅『苦しかったときの話をしようか:ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」』

はじめに

こんにちは。笛の人です。
ご覧になってくださった方、ありがとうございます。

今回読んだこの本は、友人にオススメしてもらいました。人に本を勧めてもらえるというのはとても嬉しいことです。最近は有名な作品や他人のオススメを中心に読んでいます。

感想

この本は六章構成でした。
タイトルにある通り、働くことについて考えさせられる本です。就活をしている今、読むのにぴったりなタイミングです。

第一章、第二章は内面の話で、心持ちや視野を広げる大切さについて書かれます。この辺りは最近他の本などからも刺激を受けたばかりです。ふむふむ、その通りだなぁと思いながら読みました。一番大切なことは、自分に自信を持つことかなと思います。

第三章ではTCL分析というものが出てきます。これは自分の好きな「○○する」を「Thinking」「Communication」「Leader ship」に分けることで、なりたい自分を考えるものです。今後の人生設計に悩む今、すぐにでも役立てられる実践的な知識です。

第四章では自分をブランド化することについて書かれます。ブランド化は就職活動に役立ちますが、それ以上になりたい自分を定めることによって努力の方向が整理されるのが良いと思いました。これも実践的な知識です。

第五章は筆者の苦しかったときの話です。私はこれまでの人生でそれほど苦境に陥ったことがありません。不安になる気持ちもありますが、結果を出すまでやり切るメンタル(自信)が大切なのだと思いました。第六章で書かれる「上司や会社にとっては都合が良くても自分にとっては都合が悪い」と思うことができるメンタルも、苦境の中で重要だと思いました。

最も為になったのは第三章と第四章でした。第二章の資本主義の話も、最近は興味のあるところです。お金の勉強も今後やっていきたいと思っています。

おわりに

最近は自己肯定感がかなり高いので、就活中ですがそれほど不安はありません(内々定は一つもありません笑)。なのでこの本に書いてある通り、自分はすごいんだと思うことができています。この自信を失わずに生きていきたいなと思います。



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