旅の記録（8）「群馬（草津温泉）」（2024/07/10〜07/12）

はじめに

こんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。

今回は旅の記録です。
今年の大きな目標の一つが旅をしまくることなので、隙があれば旅をしています。
特に今回はフッ軽度が最高だったので、思い出に残る旅になると思います。

一日目　発心

とある水曜日の昼下がり、職場から職場へ移動していた時のこと。
日傘を差しながら歩いていると、気づいてしまった。「明日明後日休みじゃね？」と。平日に二連休が取れる、即ち旅行ができる。
旅先の候補を思い浮かべる。佐賀、新潟、高知、群馬、茨城、神奈川……。
行き方を調べる。値段的に夜行バス一択。金曜日の夜は高いから、木曜日の夜に帰ってきたい。ということは、水曜日の夜行バスに乗って行き、翌日丸一日遊んで帰ってくることになる。となると、なるべく近くて周りやすい所が良い。佐賀、新潟、高知は行きたい所が多いので除外すると、残る候補は群馬、茨城、神奈川。てことは、とりあえず東京行きのバスを予約しよう。
ということで、12時間後の深夜に出発するバスを勢いで予約する。勿論、帰りのバスも同時に予約する。ここで関東辺りを一日観光することが確定する。
その後、とりあえず夕方まで仕事をする。
帰宅後、夕食を食べながら観光地を調べる。群馬なら草津温泉と富岡製糸場、茨城なら袋田の滝と偕楽園と牛久大仏、神奈川なら江ノ島と鎌倉に行きたい。
バスが東京に着くのが朝6:25予定だったので、そこから電車を調べる。草津温泉に行くには遅くとも6:30発に乗らなければならないので、諦める。茨城はめちゃめちゃ頑張れば偕楽園、牛久大仏、袋田の滝の順に回って帰りのバスに間に合う。よし、これにしよう、と決めたのがバス出発の3時間前。
ここで、2日後までにやらなければならない仕事を思い出す。久々に本気を出して片付ける。その間に洗濯機を回す。
そろそろ家を出ないと行けない時間になって、洗濯物を干していないことに気づく。急いで干す。荷物の準備もしていないことに気づく。急いで準備する。
予定より10分遅れで家を出る。㌔5分弱のペースで走る。余裕で間に合う。
ここで、せっかく東京に行くなら、東京にいる友人とご飯に行こうと思いつく。恐らく19時頃に東京駅に戻ってくるので、その時間帯で夜ご飯に誘う。
そしてバスが出発するまでに、改めて旅程を確認する。すると、電車代が結構高いことに気づく。全て在来線なので、2週間くらい後に18きっぷで行った方がお得だと気づく。18きっぷ旅のスケジュールが脳内で完成する。よって、今回は茨城を見送る。旅先を決める所に戻る。
こうなったら神奈川に行くしかない。朝から鎌倉に行って、余裕があれば江ノ島に行って、余裕を持って帰って来よう。
こんな感じで即日で旅程を決めたりやめたり決め直したりするのは初めてだったので良い経験になった。

〈教訓〉
旅程は事前に余裕を持って考えよう

二日目　草津温泉

鎌倉に行く気満々で東京駅に到着。
時刻を確認すると、6:09。予定より15分ほど早い。瞬間、ひらめく。6:30の電車に乗れれば、草津温泉に行ける。
バスを降りて、走りながら時刻表を確認する。元々は在来線で行くつもりだったが、2000円課金して新幹線を使えば、かなりゆっくり観光できる。ただし、6:28発。改札辺りに時刻を確認すると6:15。頑張れば行ける。考えている余裕が無いので、とりあえず調べた時刻の新幹線のチケットを往復で購入する。
改札を通る時、念の為駅員さんに確認すると、「その新幹線の改札はあっちですね」と言われる。走る。案内板に従いながらホームに向かおうとすると、案内板を見失う。出発まで残り10分を切っている。焦る。とりあえず走りまくって案内板を見つける。走る。なんとか出発5分前に新幹線に乗り込む。
一安心すると、すぐに不安が込み上げてくる。寝起き＆寝不足の頭で急遽予定を変更したが、本当に合っているのだろうか。何度も時刻表を確認して、19時過ぎには東京駅に帰ってこれることを確認する。夜ご飯を一緒に食べる友人にも、19時過ぎに帰ってくることを伝える。
朝食を食べながら、お土産やお昼ご飯を調べる。行きたい温泉も調べる。
やっと一段落して、今は在来線に乗り換えて移動している。
まだ目的地に着いていないのに、既に別の所で情報過多なので、一旦整理をするためにnoteを書くことにした。

ということで、まずは長野原草津口駅に到着！

こんな感じの景色
湯けむりがもくもく上がっている

駅の横はこんな感じ
時代を感じる
日光駅もこんな雰囲気だった気がする

「泉質主義」を自称するのは強い
Phが2.1くらいで、酸性が強いらしい

ここからバスで30分ほどで、草津温泉の中心地へ。

道を歩いていると湯けむり
これが温泉街

一つ目の温泉は西の河原温泉
かけ流しなのにめっちゃ広かった

歩いていると足湯っぽいものを発見

流れる川がお湯、すごい

光泉寺
行基が光る泉を見つけて
「万病に効く」って言ったらしい

昼食は「まつもと」さんで
ひもかわうどん
美味しいけど、
めちゃめちゃ美味しくて感動！
って感じではなかった

そういえば、このお店の向かいでおまんじゅうを売っている店があって、道行く人に試食（丸々一つ）を配っていました。ついでにお茶も渡されて両手がふさがり、こっちでどうぞと店内に誘導され、テーブルに座らされました。
お店のカウンターで店員さんが「美味しかったら買って行ってね〜」と言います。そう言われてしまうと、買わない＝美味しくなかったということになるので、なかなか強引だなぁと思いました笑
ただ、今度海外に行くので、こういう時に押し負けない練習をしようと思い、買わずに立ち去りました。
うどん屋さんで隣の席にいた二人組みも「強引だったね〜笑」と話していたので、あまり良いやり方ではないように感じました。

湯畑というらしい

湯畑の下の辺り

別の角度から

湯畑の周りはこんな感じ

二つ目の温泉は御座之湯
一番熱かった
なんとなく草枕温泉の雰囲気を感じた

風呂上がりに
「本家ちちや」の温泉まんじゅう
白い方は二色あんで蒸したて
茶色い方は黒糖
これも美味しかったけど、
感動！って感じではなかった

おまんじゅうを食べた後、そろそろ行くか〜と立ち上がった所で、ツバメに尿酸の塊を落とされました。それを目撃した外国人に「Oh……Good Luck」と言われたので、苦笑しながら「さんきゅー……」と返しました。
まあ、ズボンの膝辺りだったので、まだマシだったかもしれません。

三つ目の温泉は大滝乃湯
大滝って言う割にはチョロチョロと
流れていてギャップが面白かった

多分写真スポット
湯揉みに使う板かな？

有名らしい所の料金を
三つセットで払うとお得でした
コンプリート状を貰いましたが、
温泉は他にも幾つかありました

風呂上がりにジェラート食べ放題
880円/hという破格のお値段
ご当地洋菓子屋のグランデフューメさん
お土産にここのラスクを買いました

夕方のバスと電車で東京に戻った後、
東京駅で友人とカレー、美味しかった
でも北海道のスープカレーが恋しくなった
スパイスアンドミルに行きたい

この後、夜行バスに乗りました。

三日目　朝帰り

早朝、家の近くの駅に着く。
歩いて帰宅。

お土産

今回は買い過ぎないように気をつけようと思っていました。ただ、温泉まんじゅうなど生ものは日持ちしないので、ご当地感と美味しさが両立できそうなお土産がなかなか見つからず、苦労しました。

とりあえずバラマキ用に、
と思って買いました
確かに20個で1000円ほどでした

ジェラート食べ放題の
グランデフューメのラスク
アールグレイを買いました
キャラメルアマンドの方が良かったかなぁ
とも思いましたが、
アールグレイも美味しかったからまあいいか

試食したら思いの外美味しかったので、
27個入りを購入
これを先に見つけていたら、
他のお土産を買わずに
もう一箱これを買ったかも
下仁田土産なので、
群馬に行く人はオススメです
ネギの香りがしっかりとあって、
その土地ならでは感もある上に
ちゃんと美味しい
基本的にこういうお土産を買いたい
尚、20個以上自分で食べてしまいました

旅費まとめ

今回は実質一日なので、旅費のまとめが楽で嬉しいです。
ただ、合計は27716円と、一日旅行としてはかなり高くなってしまいました。
原因はシンプルに交通費、普段なら使わない新幹線を使ったためです。まあこれは仕方がありません。

合計27716円

〈交通費〉17342
家〜東京バス往復4280
東京〜高崎新幹線往復9310
高崎〜長野原草津口駅往復2332
長野原草津口〜草津温泉往復1420

〈食費〉5398
スポーツドリンク2本317
カロリーメイト1箱181
ひもかわうどん(天ぷら)1500
温泉まんじゅう2種320
ジェラート1h食べ放題880
東京駅でスープカレー2200

〈入館料等〉2330
三湯めぐり手形1950
タオル380

〈お土産代〉2646
温泉饅頭20個918
ネギせんべい27個とラスク8個1728