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筋肉を維持して脂肪を減らす3つのポイント~だからあなたの脂肪は減りにくい!~

あらたです!
今回も体づくりの基礎知識を
身につけましょう!


健康的な身体をめざしたり
魅力度な体になりたいと思うと

筋肉の量を増やして、
脂肪の量を減らすことは
欠かせません。

でも、単に食事制限をして
減量をしても

ほぼ確実と言っていいほど
リバウンドしますよね!

それは、
筋トレしながらでないと
筋肉量まで減ってしまうからなんです!

でも、単に筋トレと並行すれば
いいというわけではありません。

筋トレ効果を維持する必要が
あるのです!


そのためには、

・筋トレで筋肥大の効果を得る
・脂肪量を減らす効果を高める

ことがポイントになります。

適度に筋肉をつけ、
脂肪を除いた引き締まった体、

あこがれますよね!



一般的には
「消費カロリー>摂取カロリー」
となれば

体重は減っていくということは
よくいわれることです。

増量したい人は
その逆をすればいいですね。


しかし、そこには問題があるのです!


減量により脂肪量を減らそうとすると、

・筋トレによる筋肥大の効果を損ねる

・脂肪量とともに筋肉量も減ってしまう

ことが起きるのです。


筋トレによる筋肥大の効果を減らさず
脂肪を減らす効果を高めるには、
どうしたらよいのでしょうか?

現代の研究では
3つの方法が示されています。



1.エネルギー摂取量の制限を500kcal以内に抑える



筋肥大の効果は、

「筋タンパク質の合成量>分解量」

となることで生まれます。


しかし、エネルギー摂取量を減らすと

筋タンパク質を合成するためのエネルギーが不足
     ▼
筋タンパク質の合成量が増えない
     ▼
筋肥大の効果を損ねてしまう

こんな流れになってしまいます。

こんな筋タンパク質の合成に
悪影響を及ぼさない

エネルギー摂取量の制限は
500kcal以内

であるといわれています。

ですから、

とにかく摂取カロリーを
減らせばいいんでしょ!

という減量法は、
かえって筋肉の量を減らすことになり
代謝を悪くさせてしまう
のです。

代謝が悪い=痩せにくい体

ということは、
ご存じだと思います。


2.タンパク質の摂取量を増やす



脂肪を減らすために
炭水化物の摂取量を
減らすことは効果的です。

しかし、
それによって影響を受ける
「物質」があります。

その物質についての説明は
省略します。

炭水化物の摂取量が減ると
その「物質」の分泌が減ってしまい、

筋タンパク質の合成量の増加に
悪影響があるのです。


その対処法は、
タンパク質の摂取量を増やす!
ことです

そうすることによって
体内の必須アミノ酸の量が増え、
筋タンパク質の合成を促進できます。



3.減量のペースを考える



最新の研究では、

減量の早さが脂肪量の減少とともに
筋肉量の減少に影響を与えることが
報告されています。

筋肉量を減らさずに
脂肪量を減らすために

「減量のペース」は
どのようにすればよいのでしょうか。


◆ 筋肉量を維持しやすい減量速度は?

問題です!

筋肉量を維持して脂肪量を減らすためには、

(A)ゆっくり減量したほうがよい

(B)早く減量したほうがよい
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・

正解は…

(A)ゆっくり減量したほうがよい

です!予想通りでしたか?

ある医科大学で行われた研究を
ざっくりお伝えします。



【内容】

・18~70歳までの被験者
・ゆっくり減量するグループ
 (減量期間は9~36週)
・速く減量するグループ
 (減量期間は5~12週)
・それぞれの期間で同等の減量を行った
・体脂肪量、体脂肪率、筋肉量、代謝などを比較

【結果】

・両グループともに同程度の減量
 (それぞれ-7.7kgと-7.5kg)を達成
・体脂肪量、体脂肪率は
 ゆっくり減量したグループが減少
・筋肉量は速く減量したグループで
 減少傾向が示された
・代謝は速く減量したグループで
 低下が認められた

➡ゆっくり減量
・体脂肪量や体脂肪率を減少させる
・筋肉量を維持し、代謝の低下を抑える

➡速く減量
・脂肪量が減りにくい
・筋肉量が減りやすい
・代謝を低下させる
・代謝が低下するとリバウンドが
 起きやすくなります

減量によって代謝が低下すると、
いつもどおりの活動量でも
エネルギー消費量が減ることになり、

エネルギー摂取量が
消費量を上回りやすくなり
リバウンドしやすくなります

この代謝の低下は、
筋肉量が減少していることが
原因でしょうね!

減量時に筋肉量を維持して、
代謝の低下を抑えることは
リバウンドの防止につながります。


ゆっくり減量することは、
脂肪量の減少を促すだけでなく、

筋肉量の減少をおさえ、
代謝の低下をおさえることで
リバウンドを防ぐ効果があります。

ここでまた疑問が残ります。


普段トレーニングが
習慣になっていて、
筋肉量も多い人でも

「ゆっくり減量」したほうが
筋肉量を維持しながら脂肪量を
減らすことができるのでしょうか?



◆ 減量のペースの目安は週に「体重×0.5%」!

結論はこうです!

筋トレしながら減量するなら
週に『体重×0.5%』が目安

アスリートや筋トレ習慣のある人を
対象にしたある研究では、

・1週間に体重の0.7%を減量する
 ゆっくり減量グループ

・体重の1.4%を減量する
 早い減量グループ

・目標は体重の4%を減量すること

で比較されました。


結果は…
アスリートが筋トレを行いながら
ゆっくりと減量することは、

早く減量するよりも
筋肉量を維持・増加させながら
脂肪量を減らせる、

という結論でした。

アスリートが筋トレをしながら
筋肉量を減らさずに
脂肪量を減らすには

1週あたり「体重の0.5%」の減量を
長い期間をかけて行うことが
よいとされています。

極端な減量は筋トレの効果を弱め、
筋肉の量を減らしてしまうのですね。



まとめ



筋トレによる筋肥大の効果を損ねず、
また筋肉量を減らさずに
除脂肪の効果を高めるには、

以下の3つの方法で行ってみましょう。

・1日のエネルギー摂取量の制限は
 「500kcal以内」

・タンパク質の摂取量を増やす

・1週間の減量は「体重×0.5%」程度で
 ゆっくり

極端に短い期間で
「これだけ減りました!」
「これだけ減らします!」

というキャッチを目にします。

過度なエネルギー不足は
こんなことも引き起こします。

・筋肉の減少

・ホルモンバランスの乱れ

・心理面や健康面への悪影響


今回紹介したのは
あくまで研究によるものです。

あなた自身の心理面や
健康面への影響を振り返ったり、
体調の変化を感じ取ったりして

調整や修正をするのがよいですね!

筋肉量を維持して脂肪を減らすには
「ゆっくりと減量」ですよ!


最後まで読んでいただき
ありがとうございました!


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