敏感肌向けリップクリームをレビューしたよ その２
敏感肌で、且つ唇が肌以上に弱い筆者はかぶれないリップクリームを探すのも一苦労。現在もまだこれと言うのに出会えていませんが、敏感肌に優しいと言われるリップクリームを色々試しているのでレビューをしてみました。
ちなみに第一弾が過去の記事で、アルジェラン オイルリップスティック（無香料）、メンソレータム リップベビーナチュラル無香料、ケアセラ 高保湿リップクリームを試しました。使い心地や気になる成分もまとめていますのでぜひ下記の記事も読んでみて下さい。
敏感肌向けリップクリームを一気にレビューしたよ｜浅野新 (note.com)
それではまいりましょう。
4品目
Mマーク(M-mark) 柚子(ゆず) のリップクリーム 松山油脂
前述の3品すべて小さな湿疹ができ使用を断念した筆者。
アルジェランとメンソレータムとケアセラのダブっている成分を調べた所、アボガド油、水添アボカド油、マカデミア種子油、マカデミアナッツ油、マカデミアナッツ脂肪配と、アボガドとマカデミアナッツが怪しいのではと推理しました（食べ物としてのアボガドとマカデミアナッツにアレルギーはないと言う疑問が残りつつ）。
それで、とりあえずアボガド油とマカデミア系の油を排除してしまえばかぶれないのではと考え、それらが配合されていない、且つ敏感肌で使用している人が多いと聞いたMマーク(M-mark) 柚子(ゆず) のリップクリームを試したわけです。
Mマーク(M-mark) 柚子(ゆず) のリップクリーム
の成分表示はこちら。
見る限り、アボガド油とマカデミア系の油は配合されていません。
リップを唇に塗ってみた所、感触はちょっと硬い。アルジェランのオイルリップのような、オイル系のリップクリームに慣れている方には硬く感じるかもしれません。ですがめちゃくちゃ硬いわけでもなく、悪くはない使い心地だと思います。ただゆずの香りがそこそこ強く、特に塗ったすぐ後で食事をすると香りが鼻につくので香りに敏感な方にはきついかもしれません。個人的に無香料が好きなんですが、松山油脂㈱から出ているもう一つのリップクリーム、『シア脂のリップクリーム』はマカデミア系の油が配合されていた為、こちらしか選択肢がなかったんです。
で、こちらも前回の3種のリップクリームと同じで最初は問題なかったのですが、毎日使用し1週間が経ったころに唇に細かく赤いブツブツができて使用を断念しました。かゆみは特になく、残念でしたが、どのみちゆずの香りがきつかったから仕様がないかな。
色々調べて前回の3種とかぶったアボガド油とマカデミア系の油は避けたのに、なぜこれもかぶれたのか合点がいきませんが・・。
5品目
無印良品 薬用リップクリーム・敏感肌用リップクリーム
アボガド油とマカデミア系の油を避けたのに結局かぶれてしまったMマーク(M-mark) 柚子(ゆず) のリップクリーム。
どこかにかぶれる共通点があるはずだと、今まで使ってだめだったアルジェランとメンソレータムとケアセラとの共通点を探しました。結果、
アルジェラン オイルリップスティックと柚子のリップクリームの成分で共通に配合されていたのは：ホホバ種子油、
メンソレータムと柚子の成分で共通に配合されていたのは：キャンデリラロウ、カルナウバロウ、
ケアセラと柚子の成分で共通に配合されていたのは：スクワラン、ヘキサ（ヒドロキシステアリン酸）、ジベンラエリスリチル
と言う訳で、アボガド油とマカデミア系の油を避け且つ、以上の成分も避けようと思うとそんなリップクリームはなさそうなので、種やナッツ、果実系の油がだめなのか？とそれらは配合されていなさそうな無印良品の敏感肌用リップクリームをチョイスしました。
無印良品 薬用リップクリーム・敏感肌用リップクリームの成分はこちら。
このリップクリーム、なんと290円と破格のお値段が一番の魅力。
これがかぶれなければかなり節約できるなあとルンルン気分でつけてみましたが。
か、かたい。松山油脂㈱の柚子のリップクリームどころではない、かなりのかたさ。夏でもかなり唇に強めにこすりつけるようにしないとリップがつきません。これ、成分が云々言う前に、唇への強い刺激で敏感肌の人はだめなんじゃないかと思っていたら、やはりだめでした。
連続使用して2日後、赤いブツブツが唇に発生し使用を中止しました。かゆみはありませんでしたが若干唇がヒリヒリしたかもしれません。
無香料も良いし、なんと言っても290円は破格値だし無印良品で手軽に買えるしと唇がかぶれさえしなければコスパの素晴らしい1品なのですが、合いませんでした、残念。
6品目
dプログラム リップモイストエッセンス 無香料
かなり期待していた無印良品もダメだった為、筆者が調べた所ではかぶれたと言うレビューがなく、無印良品のリップクリームに配合されていた成分とあまり被らず（多少被っているものはありますが極力避けました）、種やナッツ、果実系の油もあまり配合されていないであろう、且つ敏感肌向けの化粧品として有名なdプログラム リップモイストエッセンスを試してみました。リップクリームと言うよりも唇の美容液と言うスタンスで、しかも化粧品の為1650円もするのがいたい。これだけ高いんだから大丈夫であってくれ。
dプログラム リップモイストエッセンス 無香料の成分はこちら。
塗ってみると、なるほど美容液を感じさせるねっとりとした粘度のあるテクスチャーです。感触としては透明グロスと呼ぶのが一番しっくりします。少し塗るだけでがっつり唇につきますし、ねっとりグロス状態になるので見た目としてはどうかと思いますが、すぐ唇が乾燥する人の場合はグロス状態がしっかり唇をコーティングするので良いのではないでしょうか。寝る前に塗ると潤いはかなりありそうです。
ただ、筆者の場合は1日目の使用で日中は大丈夫だったのですが、夜寝る前に付けた際に唇がピリピリした事が気になりました。翌朝特に唇に変化はなかった為、またリップモイストエッセンスを塗りましたが夕方ごろに唇を見ると、唇上部の一部が少し腫れて赤くなっていました。かゆみもなくめだつ湿疹も見あたりませんが、腫れて赤くなっているところが小さな小さな湿疹のかたまりのようにも見え、怖くなって使用を断念する他ありませんでした。
今まで使用したリップクリームの中で一番潤いはあった為、敏感肌且つ唇が乾燥しやすい筆者には合えば最高だったのですが。
敏感肌向けのラインですしこれでかぶれたと言う明確なレビューもなかった為、筆者はこれの何の成分がだめだったのか非常に気になります。
と言う訳で、どれも『敏感肌向け』の中で特に有名なリップクリームを選んだのですが、今回も残念な結果となりました。あー、出費も馬鹿にならないので早く唇がかぶれない1品を見つけたいです。
筆者は残念な結果となりましたが、敏感肌でリップクリームを探している皆さんは、成分や使い心地を記載しましたのでぜひリップクリーム選びの参考にしてください。
本日現在も懲りずに別の敏感肌向けリップクリームを試している最中なので、また結果が分かり次第記事にします。それではまた～。
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