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【3月】インサイドセールスチームも事業部のパーパス(存在意義)を明確にする!

こんにちは。
株式会社Cquick代表の荒井です。

3月の記事では、インサイドセールス(以下、IS)チームがやるべき「育成方針の策定」にフォーカスしていきたいと思います。

4月から期がスタートする企業に関しては、12ヶ月間のプロセスと成果が可視化していると思います。
とりわけ、人材獲得が激化する昨今において、獲得後の教育がどこまで充実しているかによって、一人当たりの生産性が成果に大きく影響するでしょう。

そこで今回は、人材教育という側面からISに特化した教育体制の見直しや方針決めに関して、お伝えします。

育成によって個人が爆走する環境を整える

1. ISの存在意義を定義する

ここでは、社員の育成をしたことがある組織、ない組織に関係なく必要な項目として、紹介させていただきます。私自身も90名近くのメンバーマネジメントを行ってきた経験から、ここだけはどうしても外してはいけない要素だと思っているほど大事なポイントです。

まず、パーパスとは、企業の存在意義や使命、社会的な役割を表す概念であり、単なる利益追求だけでなく、社会的価値を生み出すことです。

この企業としてのパーパスを、各事業部単位で設定することが大切です。なぜならば、メンバーが担っている業務が自分自身だけでなく、チーム、そして、会社や社会の成長や発展に繋がることを実感できることで、メンバーは自主性を持って業務を遂行することができるようになります。

企業単位だと、どうしても自分ごとになりづらく、メンバーと会社が乖離してしまうケースがあります。しかし、事業部がそれぞれの存在意義を設定することで、そこに所属するメンバーが今いる組織での目標を失わず、ロードマップを迷わずに成長してくれます。

ISチームのマネージャーは、CEOとISチームに落とし込むパーパスを設定することを1ヶ月で完了させるようにしましょう。

2. パーパスを決めながら、教育も実装させるには?

とはいえ、短期間でパーパスを決めることは難しいかもしれません。パーパスがまだ決まっていない状況でも、走り出さなければならないことあります。そのような場合は、教育を進めながらパーパスを決めていく必要があります。

育成する際の内容については、これまでの経験からある程度の解像度で動かすことができますが、パーパスについてはより高い解像度が必要です。そのため、パーパスを明確にするために、メンバーが理解できるように教育を実施しなければなりません。

そのためには、これまで受けた教育を振り返り、パーパスを明確にする上で絶対に欠かせない項目を洗い出す必要があります。どのメンバーも大切に思っていることは、新しく加わったメンバーにとっても重要である可能性が高いです。

この施策の利点は、既存のメンバーが教育の一部に携わることができ、視野を広げるきっかけになることや、育成項目が各メンバーに浸透する可能性があることです。良いと判断された育成項目は、マネジメントが手を離してメンバーに任せることもできるでしょう。

3. パーパスが決まれば…

ISチームでの存在意義を定義することができれば、あとは個人の目標設定と会社が求めているありたい姿を擦り合わせる準備をしましょう。既存のメンバーと1on1を通じて、認識の擦り合わせを行います。

3月中に可能ならば5時間ほど確保し、しっかりと決めていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
お気づきの方もいるかもしれませんが、3月における「育成」とは、メンバーが自走しやすい環境を整備することでした。

これまで90名近くのISメンバーのマネジメントを経験した私からお伝えできることは、「育成」とは、マネジメントが教えることだけが全てではなく、メンバーが自走できる環境を整えることも含まれているということです。

採用が激化している今だからこそ、育成に力を入れて、組織のボトムアップを目指しましょう!


大事なお知らせ

この度、株式会社Cquickは、新しく『IS特化型イネーブルメントプログラム』のサービスをリリースしました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000105883.html

ぜひ、ISチームの教育に関して、ご興味のある方は下記より、ご連絡ください。初回MTGは1時間ほど行わせていただきます。

件名は【相談_ISイネーブルメントプログラム】会社名
[ 貴社名(URL付き)、担当者様のお名前、MTG希望日時] の3つを本文に入れていただけますと幸いです。
ぜひ、ご連絡お待ちしております!

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