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【短歌】冬の朝を耐え抜け。

こんにちは、あられです。

みなさまのもとへは最強寒波さんはいらっしゃったでしょうか。
来ても来なくても、12月は寒い季節ですよね。

「髪が崩れちゃう…!」なんてマフラーをできずにいる私ですが、
そろそろ大人しく、長いものには巻かれたいと思います。


そんな今日この頃の短歌です。

バスのなか きしょい熱気に 窓白く イルミネーション ふわふわにして


この時期バスに乗ると、窓が白く曇っています。

外気温との温度差で結露ができているだけなんですが、
これが満員の社内だと、なんとも不快です。

冬なのになんだか暑苦しい空気が籠っている感じがして、
どっと疲れます。

そんな、とある日。

「冬なのになんだか暑苦しい空気が籠っている感じがして、
どっと疲れるな~。」

なんてふてくされていたのですが、窓の外に目を向けると、ぼんやりながらふわふわとした光が。

街路樹や道路沿いのお店の電飾です。

観光名所になるようなイルミネーションではまったくないのですが、
窓の結露が素敵にピントをぼかしてくれていて、なんとも幻想的でした。


バスのやな感じの熱気も、こんなに見え方をする日もあるのだと、
少し感動。


日常風景1つ1つから感動を拾うような、そんな心の余裕がある日ばかりではありませんが、たまたま見つけられて非常にハッピーでした。


ささやかですが、
冬の寒い日が億劫なあなたにも、
小さな感動が見え隠れしますように。

みなさんに幸せパウダーをかけまくっておきますね。


それでは、また!!


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