あなたの言葉がわからない
おはようございます。
毎日編み物をしながら暮らしているアランアミです。
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昨日の編み物🧶
同じ力加減で編むのが難しくて歪んでおります。
というより最初がキツめだったんだなぁとここまで編み進めて気がつく。
そして写真左下に編み間違いを発見してしまった。
でもこのまま編みまーす。
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昨日は大学時代にエジプト出身の留学生の健康診断に付き添った話を書きました。
今日も彼女の話を少ししたいと思います。
そもそもどうして彼女は日本語を学びたかったのか
来日して必要最低限の日本語を学んだ彼女はその後は英語で研究をしていたそうです。
それがどうしてもう一度日本語を学びたいと思ったのか。
答えは自分の子どもが話す日本語が理解できなくなってきたからだったのです。
彼女には保育園に通うお子さんがいたのです。
子どもは日中は保育園で日本語を使って生活しているので一気に日本語の能力が伸びて、彼女は子どもが言っていることを理解できなくなってしまった…とのことでした。
彼女の母語はアラビア語なので家ではアラビア語で子どもと話すけど、保育園の話題になると子どもが日本語モードに切り替わってしまう。そうすると自分は内容がよく分からない、そんな風に言っていました。
幼児の言語習得能力ってすごいなと思うと同時に自分の子どもが知らない言葉を話すことに対する不安感はどれほどのものか。
彼女たちは留学期間が終わったら母国に帰る人たちだったので「子どものしゃべる言語が分からない」という悩みは一時的なものだったけれど、永住する予定の外国人の方で同じような悩みを持っている人がいるんじゃないかなぁと思ったのでした。
言語の隔たりとまでいかなくても子どもって「そんな言葉どこで覚えてきたの?!」ということがあります。
ちゃんと耳を傾けないと子どもの言っている言葉がそのうち理解できなくなってしまうのではないか。たとえお互いが日本語で話していたとしても。
ではでは、良い1日を〜
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