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「緊張する」時はどうすればいい?

 乙四の試験まであと数週間、勉強も追い込みである。
 といっても、基本的には模擬問題・過去問題をひたすら解きまくるだけ。正解・不正解にせよ解説を読み、頭の中で改めて「そうだったよな」と確認する。それをとにかく繰り返す。

 そうすると不思議なことに気付く。「一度やった問題だ」と分かっているにも関わらず、凄く身構えている自分がいるのだ。
 
 なぜかは分からないが、ひょっとすると自分の中に
「前に正解したからといって、今回も正解するとは思うな、油断するな」
てな思いが、知らず知らずのうちに浮かんでいるのかもしれない。

 まあ、今の自分にはその方がいい。試験に向けて適度な緊張感は必要だ。そしてこの緊張感を楽しんだ方がいいのだ。


 これは趣味のクイズ、とりわけクイズ大会の開始直前の気分と似ている、というかほぼ同じだ。クイズの趣味歴もかれこれ25年くらい経ったが、どんな大会でもやっぱりそんな緊張に襲われる。

「正解できるかどうか、不安だなぁ……」

 これはどうしても避けられない。緊張するな、という方が無理である。
 それを解決するために、自分はこうしている。

「うん、ドキドキしてるな。
 ……よしテンション上がってきた!」


と転換してしまうのである。
 つまりは、緊張するがゆえに生じるドキドキを「これはテンションの上昇だ」と勝手に思い込めばいいのだ。そうすると、思考回路の速度や挙動の一つ一つが、何かしらないけど良い方向に行くような、そんな気分になってくるのだ。

 もっとも、これを本当に「テンション上がってきた」に転換するには
「まず、一問でもいいから正解する(※正解だと思う問題を見つけて答えを出す)こと」
が重要である。
 でないと、テンションが空回りしてしまい、落ち着いてからの意気消沈がトンデモないことになってしまうのだ。

 そのためにもやっぱり勉強は大切なのですな。

 

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