かりあげクン実写版・第５話雑感
第５話は波乱の回？ いつになくドタバタしてましたね。
かりあげの記憶喪失回は、一話で描かれた「係長の韓流ドラマ好き」と絡めてきました。そして清水さんも実は韓流ドラマにハマってて、おまけに営業課の女子も皆同じだと判明。「ここは良い職場だ」と清水さんもすっかり馴染んだ模様です。やはり共通の話題で通じると強い。
で、ひょんなことからかりあげが記憶喪失になってしまい、これは一大事かと思いきや、女子一同がハマってる韓流ドラマが記憶喪失ネタだったことから「ホントにこんな事あるんだ！」と大騒ぎ。かりあげに対し、完全に韓国のイケメン俳優を観る目線になってしまう……
ってコレはイケメンな戸塚純貴を見せる回だったんかい！！ かりあげクンというより戸塚くんにメロメロ状態なのでは。
そこから打って変わって幽体離脱回。ただでさえイタズラ好きなかりあげが魂だけ会社に行ってしまうと、皆に姿が見えてないのをいいことにあれやこれやと脅かし放題やり放題。
といってもVFXとかはほぼ無しで、営業課一同が揃って「いないつもりの演技をする」のですが、この辺は舞台っぽさを感じます。それでも部分的にパントマイムを入れて「実際にはこう見えている」カットを差し込む点はやはりドラマか。ただそんなシーンがもっとあっても良かったですね。
そして、かりあげがいなければいないで仕事は回るけど、いなかったらいなかったでどこか寂しい。今までのかりあげに関する珍エピソードを思い出しながらも、営業課の面々は改めて「本当にアイツは不思議な男だ」と認識する……
とこのまま良い雰囲気で〆るかと思いきや、かりあげ（の意識）がそんな空気を読むわけもなく、最後にひと驚かしさせてドタバタのまま終了。原作だと幽体離脱している本人が自分を見下ろしていると、夜中に身体だけ街中を徘徊し始め「よほど落ち着きがないのか」と気付かされたわけですが、今回の場合は目覚めた時にどう思ったのやら？ そして営業課の面々は？
翌日。
かりあげ「おはようございます」
課長「おはようじゃないよ、昨日はどうしたんだ！ 連絡もなしに休みおって！」
かりあげ「来てましたよ」
課長「は？」
かりあげ「メリーゴーランド、楽しかったですか？」
課長「え？！」
思わずゾワッと悪寒が走ったかのように、目を見開いて驚く営業課一同。
とかなってたりして。
３話目は記憶喪失ネタの続き。今回は即興劇でなしに、係長が「韓流っぽいイケメンかりあげ」を忘れられずにいた結果、かりあげが係長に振り回されてしまうお話。そんなことしたらああなるんじゃない？ と思ってたらその通りのオチでした。お約束。
次回は「覆面サラリーマン」なる人物が登場。何者だ？
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