004 農業研修の記録

2021.09.06

週明け最初はミーティングから始まりました。

と言っても、和気あいあいとした雰囲気。

今日から大学生の方が1人、1週間の研修を受けに来られていて、全員で集合写真を撮りました。笑

研修に来られた大学生は、なんとYASKI FARMの鳥越さん宅に泊まり込み!鳥越さんの寛大さにびっくりです。
それだけ有機農業をもっと広めたい・仲間を増やしたいと考えられています。

YASKI FARMさんのところで研修を受けてまだ3日目ですが、一つ一つのことをじっくり教えていただけていて、大変有意義な研修を受けさせていただいております。


今日の午前中は、先週の金曜日の続きでピーマンの収穫をしました。

先週も作業したこの圃場は実は1年目。耕してから施肥、定植までの期間が短く、土づくり(主に物理性)がちゃんとできていないそうなのですが、それでもピーマンは育っています。

畝の土は粘土質で、触るとカチカチ。このような土だと、根は呼吸しにくく、栄養も吸えません。ですが、このことを考慮した施肥をされたため、ピーマンが育っているそうです。病気や害虫も多少は発生しておりますが、来年の土づくりでは土壌分析に加え、今年の圃場全体の状態を参考にすることで、今年以上に元気な野菜を育てることができ、多収穫・高品質を目指せるだろうということでした。

来年、ここの圃場でつくる野菜はどんなふうに育っていくんだろう、と想像すると楽しみです。


午後は、座学からのスタートでした。

前回の復習をした後、小祝政明さんの本『有機栽培の基礎と実際』のはじめの数ページを読みました。

読んだ部分から学んだこと・書いてあったことは、以下のとおりです。

・「炭水化物」は作物の生長の基本となる物質。
・作物は、" 光合成 "で作り出した「炭水化物」を、体づくりの材料と様々な活動のエネルギー源(ex. 水や肥料を根から吸収する)として活用することで生きている。
・" 呼吸 "をして、「炭水化物」からエネルギーを取り出す。
・" 光合成 "の産物である「炭水化物」を、地上部(葉)からだけでなく根からも得る(有機質肥料中の有機態窒素や、堆肥中の水溶性炭水化物)ことで、作物はとても効率よく生長することができる。
・未熟堆肥を施用したり、ミネラルのバランスが悪かったり不足したりしていると、作物がうまく育たない。

冒頭部分に書いてあるとても重要な部分なので、しっかり頭に入れておきたいと思います。


座学後は、トラクター操作をしました。

内容は、アタッチメントの付け替えと運転方法。

アタッチメントの付け替えでは、力のいる部分もあって難しそうでしたが、つなぎ目の締め具合や締め方のコツがわかってよかったです。

トラクターの運転は、実は研修前から楽しみにしていたもので、けっこうワクワクしていました。

が、乗ってみると予想以上に揺れて怖かったです…😨

トラクターは、農作業死亡事故第1位だそうで、気を付けて乗らなくてはいけないなと思いました...。


最後は、人参を植える畑に苦土石灰をまきました。

トラクターの後ろに付けたライムソーワという機械に苦土石灰を入れて、一気にまいていきます。

肥料袋が1袋あたり20kgだったのですが、普段子ども(15kg)を抱っこしているからいけるだろうと思っていたのですが、まあ重かったです。20kgなめていました。でも、入れてしまえば、あとは機械なので楽で早いしいいなと思いました。

画像2

▲苦土石灰散布の様子


画像1

▲苦土石灰散布の終盤の風景(景色が綺麗~)


今日、とりあえず思ったのは

"私、トラクター乗れるようになるかな…😂" です。

頑張ります。笑



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