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北大生、北海道大学総合博物館に行く【日記2022/10/12】

久しぶりに北海道大学総合博物館に行った。理由は、ちょっとした小遣い稼ぎのためだ。内容は、博物館の研究の協力を1時間すればAmazonギフトカードがもらえるという。協力と言っても、
 ①事前アンケートを書く
 ②博物館に行って特定のブースを見学
 ③事後アンケートを書く
だけ。こんなおいしい話はないと思って、本日行ってきた次第だ。

博物館は、結構時間をかけてみたいタイプの私。しかし、意外と北海道大学博物館は広く、これまで最初の展示物はゆっくり見ても、後半になるとかなり飛ばして見学していた。今回はまさかの、そのいつもサッとしか見ていないブースに案内された。

さっと見るだけでも楽しいが、しっかり内容を読むと、やっぱり面白い。何回か来ているはずなのに、初めて気づいたことがある。

それは北海道大学総合博物館は「研究者」を魅せる博物館であること。いや、大学だからそうだろ!と思われてもしょうがないが、私にとっては新しい発見だったのだ。これまでこの館では、北大でどんな研究をされているのかその内容ばかりを見ていた。しかし今回、その研究に取り組んだヒトに焦点を当てていることに気づいたことで、”あーだからナラティブなことを取材しているのか”とか、”この先生の功績であの研究は進んでいるのか”と、なんかすとんと落ちた。

研究手法や展示に関わる保存方法だって、過去の研究者たちが後世に残すためにつくってきた。これらを見た人の中では、また新しい時代を築く研究者が生まれるのかもしれない。

あっという間に1時間。アンケート書いてギフトカード貰って終了。案内している院生を見ながら、自分もこんな風に来年は研究に追われているんだろうな、と思いながら博物館を後にした。

のだが、
今日現在、すでに研究に追われている自分。研究する者として爪痕を残すためには、並みならぬ努力が必要みたいだ。


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