Weekly updates 20/09/21-27<生活をノーマライズさせること―以前と同じではないけれど>
(1)半年ぶりの舞台
シスカンパニーのプロデュースする「あなたの目」をみにいった。http://www.siscompany.com/mimitome/me.html
ネット・エンタテインメント企業の社長をしていたのですが、ライブエンタテインメントが小さいころからずっと好きで、音楽ライブはもちろんのこと、「舞台」がとにかく好きで、ストレート、ミュージカル、歌舞伎と毎月何本かは必ず観に行っていたのが、コロナのせいですっかりご無沙汰してしまっていた。
今日は、コロナ後初の舞台で、なんかすっとしたというか、ほっとしたというか、「あっ、これこれ、この感覚」と思った。ずっと調子がはずれていた体のリズムが戻った気がした。勿論、北村明子さんプロデュースなので、物語も面白く三人芝居を演じている役者さんも素晴らしいのだが、何よりやっぱりこうして身体感覚を伴って作品世界に入って行けるところがライブエンタテインメントの素晴らしいところですね。ネットでの鑑賞のいいところもは勿論たくさんありますが。
来週はワタナベ・エンタテインメントの朗読劇「黒世界」に行きます。こちらも本当に楽しみ。https://trump2020.westage.jp/
ネットはリアルの代替にはならないし、リアルもネットの代替にはならない。それぞれのすばらしさがあってそれをわからないとこの広がりと奥行きのある新しい世界で迷子になってしまいます。
(2)英語の勉強も再開
僕は、この歳になって考えることではないかもしれませんが、まだ誰も手掛けていないあること(全くビジネスとしてではないのですが)を始めようと比較宗教学を学ぶために海外に留学したいと考えていたり、それとはまったく別に海外に展開できるエンタテインメントをゼロベースで作りたい考えていたりしていて、去年から英語の学びなおしをBerlitzで始めていました。これもコロナ禍のせいで何となく(オンラインでやればいい話だが)やる気がなくなっていたのだが、先週から再開した。
来週からは、「ソムリエになる気⁈」と言われつつ通っていたワイン学校も再開する。来年には資格を取るべく試験勉強も必死にやってみようかと。板書をノートに写したり、40年以上やったことがないことをやっている自分のことを応援したくなるのでやはり学校とか行くのもいいことです。
歳を取ると何か新しいことを常に学ぶ努力をしないと劣化する一方なので、若い人たちと一緒に「今」のプロジェクトに関わることは当然のことながら、自分で情報を収集し、本を読み、人から学び、自分で考えをまとめ、自分で実行できなければだめだと思っています。
(3)大好きなレストランに学ぶこと
10周年イベントに呼ばれた今や日本を代表するレストランと、孤高の天才からプロデューサーに目覚め始めたシェフが一日二組のみでやっているレストランに今週行けた。どちらも大好きで年に何回かは必ず行くが、両者とも宗派は違えど、挑戦し続けているところが大好きなところ。目指しているものが既存の権威でもなくネットでの評価でもなく、何と戦っているの?どこを目指しているの?と思わず聞きたくなるぐらい挑戦し続けている。
きっと、自分自身への挑戦であり、それはすなわち世界への挑戦だと思っている。
見習わなければ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?