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2023年のらんたん亭を振り

こんにちわ!
らんたん亭代表の中島です。

本年はありがたいことに、二周年を9月に迎え、支えてくださる皆様と共に、一日一日を過ごしております。

今日は、2023年のらんたん亭を、各事業毎に振り返ってみたいと思います。

中高生cafe


中高生カフェを始めて一年と少しが経ち、徐々に子供達が増えてきています。月一回の開催で、多い時には6名の子供達と楽しくご飯を囲みました。らんたん亭の収容定員は8名なので、スタッフも含めると結構パツパツですが、わいわいしたり、映画を見たり、工作をしたりと過ごしています。

手作りキャンドルを作ったある日


夏はみんなで豚しゃぶを食べたね


夏は荒川でスイカ割りに花火大会!



足立区中高生支援団体のグループ "ユースサポートネット" には、「まかないボランティア」という仕組みがあります。
これは、支援の場に来る事がなんとなく億劫な子供達を、食事や居場所に繋げる施策で、「何かの手伝いをした代わりにまかないをもらえる」という仕組みです。「100円や無料でご飯を食べるのは気が引ける」、「手伝って欲しいと言われると行ってあげようかな」という中高生の気持ちと、支援が繋がる、良い仕組みだと感じています。

らんたん亭でも「まかないボランティア」を行なっており、現在二名の中高生が「隠れ家酒場Rantan」「中高生カフェ」の仕込みを手伝う代わりに、ご飯を無料で食べれるという形で繋がっています。二人とも食を通した仕事を志しており、中高生時代に、現場でお手伝いをするという経験を積むなかで、将来への一歩の一助になればと思っております。

中高生が作った天ぷら


寺子屋


本年は寺子屋を毎月一回、実施してきました。
寺子屋とは、専門講師をお呼びして開催する体験型ワークショップです。子供も大人も満足出来る内容を意識して運営してきました。
ワークショップの講師によって、集う人や、色は違えど、様々な出会いがあり、参加者のセンスの光も、間近でみる事が出来ました。
来年度も、多くの方にご参加頂ければと思います!

オーブン粘土をみんなでこねこね
草木染めの染料を取りに荒川へ


居場所ときっかけ

らんたん亭は、「居場所ときっかけの提供の場」として活動しております。そんならんたん亭にとって、嬉しい事がありました。今年、らんたん亭の天井貼りDIY講座に参加してくれた中高生が、ワークショップがきっかけで椅子や棚が作れる進学進路も考えている、とその子のお母様から連絡を頂きました。

どんな子であれ、経験の中で自分のやりたいことを見つけるのは変わりありません。らんたん亭の寺子屋や各種イベントが、彼らへ「きっかけ」を伝えられたのかもしれない、と思えた瞬間でした。

みんなで切り絵をしてみたり

表現の場


今年は、展示も盛りだくさんでした。それぞれの等身大の作品を、らんたん亭を上手く使って表現して下さいました。

多摩美術大学いとうさんの初個展
3名の芸大生による日本画の合同展
写真展も大盛況でした


暖かな雰囲気がらんたん亭を包む


らんたん亭という超アットホームな空間で、ご来場頂いた方々がゆっくりくつろぎ、自然と繋がり仲良くなっていく様子は、らんたん亭ならではの風景でした。スローガンである「自分と向き合い、人と繋がる、対話の広場」を一番実感した場面でした。

こんな形で、らんたん亭はなんとか、らんたん亭らしく、今年も終えることができます。応援してくださる全ての方々のおかげです。本当にありがとうございます。

振り返ってみると、本当に怒涛の一年間でしたが、全てが本当に愛おしい出会いで、幸せな日々だったと思います。

そして来たる2024年は、さらにらんたん亭の地盤を固め、さらなる跳躍の為の一年を邁進してまいります、今後ともよろしくお願い致します!

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