見出し画像

〜旅のさざなみ集め・台湾編〜 DAY2 20190302[後編]

【後編】

ホテルに戻り、ギターを背負い、物販を持ち、汗もかいたし着替えてライブ会場へ。

濕地|venue は中山駅の近く。
昨晩訪問したので少し安心して向かう事ができる。もちろん徒歩にて。

そういえば台北だとあまり楽器を背負った人とすれ違わないように思う。東京の、私の生活圏がライブハウスの多い土地だからかもしれないが。

喉も渇いたので、緑茶を飲みながら向かう。とても美味しい。台湾はほんとうにお茶が美味しくて良いよなぁ。

横断歩道ではうかうかしているとバイクや自動車に負ける、日本のように歩行者優先ではない感じがする。勢いが違う。負けないように渡る。

会場に着き、ちょうど人もいないタイミングだったので軽く歌い、録音したものを聴いてみたら、ああお風呂みたいなリバーブ感。まあ悪くない悪くない。やることをやるだけだ。

フライヤーを印刷しようとコンビニに向かうと、先ほどのお姉さんとお兄さんが来てくれていて、コンビニまでついてきてくれてコピー機の使い方を教えてもらう。何から何まで優しいのだ。ありがたい。

スタートの時間になり、お客さんはスタッフの方とオオタさんいれて6人ほど、小さなライブは始まった。

教えてもらった中国語の文章をたどたどしく話し、歌って、MCもまたたどたどしい英語、歌う。を繰り返した。

ライブをしながら、これは今後にまた、異国でやりたい、生かしたいと思ったし、言葉というものにMCというものにいつも頼っているんだなと思い知らされた。
決して成功したとは言えないが、異国で歌うことについて、体感してみないと得られない経験をもらった。やって良かった。

オオタさん、素敵な機会をありがとうございました。

終わってからお姉さんとお兄さんと、オオタさんとオオタさんの知人の方とご飯。近くの海鮮料理の飲み屋をセレクトする。

ビールを飲み、海鮮料理を色々と頼み、食べる飲む食べる飲む。台湾に来てから気になっていたがなかなか勇気が出なくて食べられなかった牡蠣もはじめて食べてみる。日本のものよりだいぶ小ぶりでかわいい。そして変わらず美味しい。

ほかにもイカの口を揚げたものや、チャーハン、苦瓜となんだっけななんかの卵炒め、アサリの台湾バジル炒め、などなどとにかく食べたいものをオーダーした。台湾ビールも3種類頼んで飲み比べてみたり。(わたしはクラシックが好きだったな)

それでも1人300元(だいたい1200円くらい)なのだから、天国だなあと思った。

なにより1人では得られない時間。食卓。うれしい食卓。

たらふく満足し、解散。
またしてもミルクティーを買い、飲みながら歩いてホテルに帰る。ロビーで絵を描いて、明日は1日空いてるから故宮博物院でも行こうかなぁなど置いてあったガイドブックを見て考える。けどまあ起きてから。

この日はよく歩いた。
痛いなあと思っていた足の小指を見たら、水膨れができていた。歩き過ぎですよ。


(中国語勉強したいver.)



活動費や制作費やコーヒー代にします。