笑みがこぼれる飲食店経営を目指すSmile Free 8


いつも笑みがこぼれる飲食店経営を目指す、
 
笑顔でお客様を包み込み温かな雰囲気があふれる店舗
 
その雰囲気に導かれてファンが増え続けていく
 
一日の営業が終わり、売上集計をすると思わず笑みがこぼれる飲食店
 
目まぐるしく変化する飲食業界の中で、その様な飲食店経営を目指すためには
 
今「進化」が必要。その事を共に「考え」「共感」出来る方々に発信しています。
 
 
飲食業界を取り巻く環境を見渡せば、
 
✓円安による原材料の高騰
 
✓同様に光熱費の高騰
 
✓人手不足
 
✓取れる売上に対して過大評価された家賃
 
✓過当競争
 
✓人口減少、少子高齢化
 
✓コロナの後遺症
 
✓5年生存率15%
 
ネガティブな事ばかり
 
昨今、ラーメン店、焼肉店の廃業が急増しているとか?
 
予てからの厳しい環境の上、原材料と光熱費の高騰がもろに響く業種であり、人気の高い業種として参入者が多く過当競争化が激しい業種でもある事から淘汰が始まっていると言う感じです。
 
それでも挑戦し続ける人たちがいる!
 
第1回目の投稿でもお話しした通り
 
それは、美味しい物を作り、お客様に笑顔になって貰いたい
 
お客様に寄り添って心からのサービスをして「ありがとう」の一言を貰う
 
そんなことを幸せに感じる人たちです。
 
その様な人たちにとっては、まだまだ魅力的な商売だからです。
 
私のコンサル会社勤務時代のクライアントさんで、仙台市内で本業の不動産業を営みながら「とんかつ専門店」を2店舗経営されている社長さんがいました。
 
本業の不動産業では1億で購入した建物をすこしリニュアルして1億5千万で売り抜く辣腕の不動産業者さんです。
 
粗利 5千万 ほぼ儲けです。
 
それでも週末には「とんかつ店」の現場に立ち、「とんかつ」を揚げています。
 
ある日、その社長さんに尋ねました。
 
「何故、不動産業で儲けているのに、飲食業にこだわるんですか?」
 
すると、社長さんは「にこっと」はにかむ様な「笑み」を浮かべ、仙台弁で
 
「商売で一番難しいのは、飲食店だからさ、先生、飲食店を制した者はすべての商売に通じるからでっしょ~。」と嬉しそうに話すのです。
 
そこには、飲食業でお客様によろこんで貰う為には並大抵の事では成されない、一つ一つに心を込めないと、という厳しさが感じられた一言でした。
 
今は、連絡を取れていませんが、同じように励んでいらっしゃると思います。
 
お金儲けが一番の目的ではありませんでしたが、数字にはしっかりとこだわりも持っていました。
 
目標の売上を定めその売上達成の為に私にも多くのアドバイスを求めて来ました。
 
厳しく求められたのは、商品の品質の維持。
 
特に「とんかつの揚がり具合」や「ご飯の美味しさ」を常に「こだわり」そのオペレーション改善やお米の品質改善など繰り返しお手伝いしていました。
 
そして時には少し目先の変わった「日替わりランチ」の一品などを提案しろと言う要求もあり、とんかつには使えない豚肉の部位を使った私の得意な韓国風の丼などを提案して、定番になった事もありました。
 
また、大切にしていたことはお客様の声。
アンケート分析を通してお客様が感じている不満点の抽出なども定期的に行っており、私もアンケート用紙を1枚、1枚チェックし、時間帯や曜日ごとに分けて点数の評価をするお手伝いもしていました。
 
アンケート分析からはある曜日と時間帯のホールサービスの点数が低く問題がある事がわかりました。その曜日、時間帯は高校生や大学生アルバイト中心の時間帯であり、ホールサービスに難点があるとわかったのです。その為に接客サービスの改善に取り組むべく、アルバイト教育を実施した事を覚えています。
 
そんな、一つ一つの積み重で売上げも前年比で1%、2%と上がって行くのです。
 
この仙台のとんかつ店の話は、もう今から15年以上の前の事になりますが、取り巻く環境がより厳しくなった今日でも、この様に一つ一つを日々こだわり、ブラシアップを欠かさない店舗は淘汰されていないと確信しています。
 
5年生存率15%に入る事が出来る店舗でしょう
 
「決められたことを、決められた通りにする。」
 
これが、ます飲食店の使命であり、その期待通りの安定感にお客様は安心し、リピートしてくれ、
 
その決められたことを磨き込むことで、お客様の満足は向上する。
 
そして、期待以上のささやかなプラスαが輝くことで、ファンが出来る。
 
そんな過程を「喜び」と感じる事が出来るから「飲食業」は魅力になるのです。
 
お客様が「期待」する一つ一つがしっかりと表現されていますか?
 
「進化」をする前に今、この既存の店舗のパフェ―マンスが「最適化」されているか見つめ直すことが、厳しい時代を「勝ち抜く」為の必須条件です。
 
SNSの集客やリピート化を悩む前に、まずはこの部分をしっかりと見つめる事が大切だと思うのです。
 
引き続き、次回も私の経験から「逸話」をご紹介して行きます。

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