一人になること。
こんにちは、こんばんは、Mariaです。今年の8月は暑かったですね。結構前に、日本とスペイン天気がシンクロしてる、って気づきました。
気温レベルはやや違いますが、晴天、雨、曇り、、、大体の1日の空模様が同じ。だから、相棒と遠恋中でもお天気だけはなんだか同じなもんで、遠くにいる気がしませんでした。
さて本日のテーマへ。
基本、一人でいる事に抵抗がありません。だから、婚期も遅れるってもんですw。
一人でいる、というよりは、「大勢の中のひとり」が好きです。つまり、人がいっぱいいるバーとかパーティー会場とか、周りが談笑しているところで彼らを眺めながらひとりで佇むのが気が晴れて楽なんです。
でもこれは、賑やかな場を楽しみにしてる人たちにはちょっと観てられない場面らしく、時には「輪に入らないとダメ!と引っ張られることもあります。
そして、みんなと交わりつつも、やはり何か率先して話すわけでもなく、そこでじっと話を聞いています。
そして現在、一声かければ親類が60人ぐらい軽く集まる家族に嫁ぎまして。。
最初はその多さに驚き名前を覚えるのも一苦労でした。そして家族全員も、まさか自分に日本人の家族ができるとは思っていなかったと驚いていました。
そして、言葉がまだ話せない私はこれ幸いに壁際にぴったりくっついて彼らの様子を観察しているのですが、ここは「しゃべった者勝ち」の国、私が不憫でならないようで、帰り際おばさま方にシッカと手を握られ
。。。ポブレシータ(可哀想な娘)。。。
と言われ、早くスペイン語を話せるようになりなさい、と言われたもんです。
それから8年、まだ私のスペイン語は上達していません。目下学習中。50の手習にはなかなか手強いですが。。。
さらに、さすがは私の夫、相棒もまた孤独が好きなニンゲンです。ゆえに、人に会わずに済む閑散としたところに引っ越す人で、住む街のどこにも日本人がいません。
転居の際に役所で尋ねるのですが、必ず中国人家族は数世帯あるけれど、日本人はいない、と言われます。
まさに、大勢いるところでひとり。なんだかエラく打ってつけの環境だな、って思っていますw。
ひとりでいることで語力が上がらなかったり、その街の最新情報に疎いところはあるかも知れませんが、日本でのジェットコースターのような自分の半生を振り返るには良い空間ではあります。
若い頃は何をやっても覚えが遅いので人一倍時間を食う燃費の悪い人間で、時代のバブルに浮かれる暇もなく20代後半を過ぎ、慌てて遅れを取り戻すかのように恋愛や遊びに興じれば、もう同世代は母になっており、周りは年下だらけ。
しょうがないので、10代の少年ですら私を年下扱いしてくれる海外に目を向け、綺麗だの優しいだのとおだてられながらの国際交流、ポルトガル語や英語を学ぶようになったことで海外の仕事も受けられるようになり、独り身を心から感謝したものでした。
当時のことをクルクル考えながら、いろんな失敗やトラブルについても思い返します。今反省してももはや挽回できないものばかりですが、あの頃もう消えてなくなりたいと思ったぐらい落ち込んだことが、今はブログのネタにもなる。
時を余分に費やすことや恥ずかしくても失敗はしておくもんだなw、なんて思うこともあります。
正直、日本は辛かった。。。
だから尚更、第二の人生挽回の考察中です。
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