りつこ

感情が視覚としてみえる体験を活かし、アート作品を制作しています。 自分がみているものの…

りつこ

感情が視覚としてみえる体験を活かし、アート作品を制作しています。 自分がみているものの正体や、創造の原点ともいえる子ども時代の記憶を書き記したいと思っています。 アートディレクター、グラフィックデザイナー。夫と息子と愛犬と一緒に暮らしています。

マガジン

  • 自分史にまつわること

    活動のフィロソフィーや、創造の原点はここにあると思います。 改めて話すのは恥ずかしいけれど、どこかではまとめておきたい…そんな気持ちで作ってみました。

  • 糸紡ぎ

    糸紡ぎにつて書いたものをまとめています。

  • 周りの人々

    周囲にいる大切な人々。思い出や会話を覚えていたいから…

  • 感情を視覚でみることの美しさ

    感情が視覚でみえる共感覚を持っています。生活の邪魔になることもあるけれど、美しいからどうにか他の人にも伝えたい…。そんな思いとともに、同じような感覚を持っている人にとって、楽しみをもたらすきっかけになれば幸いです。

最近の記事

ずっと変わっていかなくちゃいけないことがツライ。

デザイナーとして20年。 社会の変化や人の行動や欲求の変化を観察し、それに合わせて自分の考え方やデザインを変えてきました。 喜んでもらうために。役に立つために。 でも、経験を重ね自分の内面が成熟するにつれて、私の性分に合ってないなと感じてツラくなってきました。 頑張ってることと、精神の中心にあるものとの距離はひらくばかりで… 変わり続けるものに合わせて、変わり続けるんじゃなく、変わり続けるものの中でも変わらず深め続けていきたい。 その方が私らしい。

    • 誕生日をお祝いしてもらう。

      夫と息子と3人でフレンチレストランへ。 あっという間に45歳。 年を重ねる程に、一年の重たさを感じます。 今日からの一年は挑戦の年にしたい。 もう45歳だけど、だからこそ挑戦の大切さも分かってるつもり。 夫の理解への感謝と、息子へのエールを込めて 私は挑戦しなくちゃね。

      • 自己ブランディングを改めて考える

        色々な企業のブランディングを手伝ってきましたが、 いざ自分の方向転換に伴うブランディングをしようとすると… …難しい…です。 どうしても、“できること” “やってきたこと” “成果を出したこと” に引っ張られて、“やりたいこと”から反れてしまいそうになります。 なので改めてブランディングについての本を購入してみました。 過去の経験に捕らわれずに 『初心者』として一からブランディングをしてみようかな。 経験て貴重でありがたいけれど、それに縛られてしまう面もあるんですね。

        • スピンドルで紡ぐ

          スピンドルの講習を受けに岡山へ。 今回、羊毛ではなく『サリーシルク スライバー』に挑戦してみました。 羊毛を紡ぐことには少しは慣れてきていますが、サリーシルクは初めて。 繊維が短いので少し難しく感じました。 でも、鮮やかで複雑な色、上品な光沢、しっとりと手になじむ風合いが、美しくゴージャスで また少し美意識の世界が広がった気がしました。 新しい素材や手法に触れることはとても楽しい。 この『note』での表現もまだまだ慣れていませんが、とても楽しい。

        ずっと変わっていかなくちゃいけないことがツライ。

        マガジン

        • 自分史にまつわること
          3本
        • 糸紡ぎ
          2本
        • 周りの人々
          1本
        • 感情を視覚でみることの美しさ
          0本

        記事

          羊毛を甲冑色に染めてみる

          県立ミュージアムで江戸時代の甲冑をみました。甲冑の色合いがあまりに美しいので、その色に羊毛を染めたくなりました。 感動した色を素直に染めることは、“感動という体験”を体内にインストールするようなものだと思います。 とはいえ、中々思う様な色に染まらない…。そこがまた良い。 私の小さな意図から外れた、運命的な美しさが生まれることへの期待。 染まり具合はどうかなぁ。

          羊毛を甲冑色に染めてみる

          アイアン作家のNさんと徒然の会話。

          アイアン作家のNさんのアトリエへ、お願いしていたネームプレートを取りに行きました。 作家さんのアトリエは山の近くのいい感じの田舎に建っています。 自分とは違った素材を扱っている人の話を聞くのは楽しいものです。 新しいことや知らないことを教えてもらえるから。 そして、同じクリエイター、アーティストとして共感できる話題もたくさんあって、あっという間に時間が過ぎてしまいます。 昔から気の合う人は、何かしらクリエイティブなものを持ってる人ばかりです。 とてもいい人だと思っても、

          アイアン作家のNさんと徒然の会話。

          どうして子どもの頃の記憶は光にあふれているのか。

          子どもの頃の思い出って、明るくきらきらしていませんか? “明るいイメージ”とか、“あの頃の自分は きらきらしいた”などという抽象的な話ではなくて、記憶の風景自体が現在のものよりも 明るくてきらきらと光が差していませんか? 息子が生まれた時に気付いたのですが、 子どもの瞳って、白目の色が青白いと感じるほどに白く、 キズの1つも付いていないのですね。 だから単純に、光を沢山取り込んで 明るく、きらきらとした景色が見えるんだと思います。 大人の目はリアルに曇ってるんですね。

          どうして子どもの頃の記憶は光にあふれているのか。

          最初の記憶は白い花と洗濯機と猫。

          自分の記憶を手繰っていく際、どうしても外せないのがタイトルにある 『白い花』と『洗濯機』と『猫』。 幼稚園の頃、ずっと頭に残っていて気になる記憶がありました。 記憶を推理すると… 目線の位置から多分、祖母に背負われています。視線の先にあるのは、白い洗濯機とその上に置かれた白い花を生けた花瓶。 白い花は形から推測すると百合の花かな…? 場所は祖母の家のサンルーム… 私は安心していて、きらきら光る太陽光と白くて明るい世界をみている… するとその時! 私の背中に何かが飛びつい

          最初の記憶は白い花と洗濯機と猫。

          アーティストへ転換する|自己紹介にかえて。

          ご覧いただきありがとうございます。 りつこと申します。 始めたばかりで全てが拙く、申し訳ありません。 アートディレクター、グラフィックデザイナーとして20年以上働いてきましたが、この度、進む方向を転換することにしました。 デザイナー、ディレクターからアーティストへの転換… 「誰かの思いを形にする」から「自分の思いを形にする」への転換です。 ずっと蓋をしてきた“素の自分”を開放してあげたいと思っています。 自分の特異な感覚や、その考察。また、創造の根本となっている周囲の環

          アーティストへ転換する|自己紹介にかえて。