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最初の記憶は白い花と洗濯機と猫。

自分の記憶を手繰っていく際、どうしても外せないのがタイトルにある
『白い花』と『洗濯機』と『猫』。

幼稚園の頃、ずっと頭に残っていて気になる記憶がありました。
記憶を推理すると…

目線の位置から多分、祖母に背負われています。視線の先にあるのは、白い洗濯機とその上に置かれた白い花を生けた花瓶。
白い花は形から推測すると百合の花かな…?
場所は祖母の家のサンルーム…
私は安心していて、きらきら光る太陽光と白くて明るい世界をみている…

するとその時!
私の背中に何かが飛びついてきて、驚いて…多分泣いたような感覚が残っています。

何が気になっていたかというと、それが“いつ”ということでした。

従姉や祖母にその記憶の話をして、“いつ”なのかを教えてもらおうと思いました。

ここで、重要なヒントになったのは“背中に飛び付いてきた何か”でした。

従姉や祖母が推測するところによると、“背中に飛びついてきた何か”は、
きっと祖母の家の飼い猫まりちゃん。
ちょっとやんちゃな猫で、私が1歳になる頃にはいなくなっていたそうです。

となると、この記憶は私が1歳になる前…
そんな頃の記憶が残っているなんて貴重だなと思います。

私の最初の記憶は、きらきらした白くて美しい世界に乱入してきた猫の衝撃から始まる様です。

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