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“ターニングポイント” が見えたとしても

あなたは普段の生活や行動で ”選択肢” を感じる事ありますか?

ノベルゲームで発生するような、あれです。

私は現実でも、ゲームのような "選択肢" が頭に浮かぶことがあります。
ちょっと頭大丈夫?とか心配しないで下さい。正常です。

まぁ、今回はそんな “選択肢” のお話です。


◆ 選択肢、見えますか?


ノベルゲームって、文字を読み進めるゲームですが、最初から最後まで一本道のシナリオは少ないですよね。

大抵はシナリオ分岐します。

では、何によってシナリオ分岐するかというと、”選択肢” です。
主人公は特定のタイミングで出現する “選択肢” を使ってシナリオを分岐させていく訳です。

一方ゲームと違い、現実では常に選択の連続ですが、大抵の人はその選択を意識したりはしないでしょう。

多くの人は無意識・自動的に選択を処理していきます。

でも私は結構この選択を意識します。相当します。
その結果、頭の中にはふわふわと ”選択肢” が。

なぜ、こんなことになるか。
それはどちらを選ぶか迷っているからですね。

迷いがなければ、選択肢は生まれず、ただ行動するだけですから。

でも、私は即断即決とは無縁のアラフォーです。

あらかじめ、特定日に予定を入れていたとしても、その日まで「本当にやるべきか」なんて迷ったりしています。優柔不断の極みですね。

ひどい時には、休日に外に出るべきか、すら迷います(笑)。
尋常ではない迷い癖ですね。
そんな深い迷いがあるから、”選択肢” を感じているのでしょう。

そんな "選択肢" が見えている状態は、果たして意味があるのでしょうか?

・・・

◆ 見えるのと、選べるのは別


実は、”選択肢” が見えたとしても、正しい方を選べるわけではありません。
というか、私はたいてい楽な方に流れます。

仮にそれがゲームでいう “ターニングポイント” つまり超重要な分岐点だったとしてもダメです。

脳の中でコチラを選ぶべきだとわかっていても選べません。
意志が弱いとか、そんなレベルではないですね。

いや、これでも何冊か ”やる気〇〇” とか、”××モチベーション” とか、そんな感じの自己啓発本を読んだ過去はあります。

それによって「苦しい選択こそ正解だ」みたいな意識にはなるんです。
一時的に。

でも続かないわけですよ。

皆さんも、多少はそんな経験ありますよね?
本や動画からテクニックを学んで、その時は「これで解決だ!」とか思って、でも三日も続かないことが。

……あると言ってください。

・・・

◆ ロードはできないが


そんな楽な方の “選択肢” を選んでしまう私ですが、当然問題が出てきます。

それは "選択肢" を間違えたと分かっても戻れないこと。
そう、ゲームと違い現実はロードができません。

ゲームなら「さっきの選択肢間違えた、ロードで戻ろ」で良いわけです。

でも、人生にロード機能はありませんし、時間は戻りません。
“選択肢” を間違えたら、諦めて後悔しましょう……。


嘘です。


現実の ”選択肢” は案外戻れます。

さすがに 「ビジネス上の重要な転機」 とか無理ですが、普段の生活上の選択であれば、もう一度その選択肢を出すことで同じ状態にできます。

⇒【○○しない】| 【それでもしない】
 【○○する 】|⇒【やっぱりする】

スマホは表示崩れるかも

こんな感じでしょうか?
ノベルゲームとは違う、現実ならではのやり直しですね。

こう考えると、楽な選択肢を選んでしまった時の後悔も、軽くなります。
(重要な選択を先延ばししてるだけ、ということに気付いてはいけません)

ま、今のところ、そんな感じで私の人生は何とかなっています。

・・・

◆ 解決にならないテクニック


「でも、やり直せない選択肢も何とかしたい」
そんな場合もあるでしょう。

そんな時、私は誰かに “選択肢” を提示して、意見をもらいます。
まったく根本的な解決にならない方法ですけどね。

でも、ぐるぐる自分の中で煮詰めるよりも、人に選んでもらった方が、案外ポンっと決められるものです。

特に自分よりも深い経験を持つ人に聞けば、その選択の正解率もアップ!

あ、ただ、その "選択肢" を選んで失敗したとしても、選んでくれた人の責任ではないですよ。

あくまで、最終的な意思決定は自分で行うものですし。

そんなわけで、私は今日も誰かに “選択肢” を提示しています。
いつかは苦しい “選択肢” を自分で決められることを願いながら。

・・・

◆ 終わりに


「ターニングポイントのような “選択肢” が見えていても、選べなければ意味ないよ」というお話でした。

文章にすれば、楽な方を選ぶ性格もマシになるかと思ったのですが、難しそうです。

皆さんは、ぜひともこの記事を反面教師にして、後悔のない、より良い選択をしてくださいね。

私はまだまだ ”選択肢” と生きていくようです。

そういえば、この記事の表示画像にも ”選択肢” を置きました。
良ければご覧くださいな。

皆さんは ”選択肢” 見えてますか?

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