ミントのお茶と涙

ベランダでお野菜を育てはじめたところ、

今まで興味を示さなかった旦那さんまでなにか育てたいと言い出した。

それで、何が育てたいのかといったら　「ナアナア」を育てるという。

「ナアナア」というのはミントをアラビア語でいうとこうなる。

ホームセンターへ行くついでに、買ってくることになった。

お買い物に行くとのぞくのが新しい習慣になっている「苗」のコーナーへ。

ミントといえば、ミントはスーパーでひとパック、お茶３回分？ぐらいのミントが入って100円ぐらいで売っているそれのこと。

ミントをたっぷりいれたお茶はとても飲み心地が涼しくてよいので、

ミントが夏にたっぷりあるといいなというのはある。

スーパーの苗のコーナーに最後の一つの「アップルミント」のポットがあった。

ちょっと元気なさげだったけど、、これしかなかったので買ってみることに。

元気なさそうだったけど、そうでもなかったみたい、小さな苗に対して広めのプランターに植えたので、元気になったらしい。

育てはじめてからしばらくたつと、葉っぱがかなりたくさん出てきたので、摘み取った。

お茶を入れる間、摘み取った葉っぱをお皿の上に洗っておいておいた。

でもちょっと目を離したらなぜかお皿の上においておいた葉っぱがない。

どうしたかな？と思ってリビングの下にでも散らばっていないか

と思って台所をでたら、、

涙いっぱいの目がこちらをにらんでいた。

**涙目をしている彼とは？

こちらの記事

「せっかくそだった葉っぱをこんなにとって、だめだよ」という

「こんなにたくさんとったら枯れたらどうする」という。

確かに、前回ディルの葉っぱを伸ばし放題にしたあげく、

花がさいて、葉っぱをたくさん収穫したあと、ディルはそれ以上成長しなくなってしまったのだった。

ディルが枯れてしまったいきさつはこちらの記事に

そのあとたくさんのアブラムシが、もう育たなくなった弱いディルを処理するためにどこからともなく現れてきた。

まるで、サバンナで弱くなった生き物が行き倒れたところを、ハゲワシや

ハイエナが現れて食べる光景のようだった。

今度はしたのほうからたくさん葉っぱがでているし、

これぐらいとってもナアナアは枯れないよと説明するも。

一緒に育てていた彼に一言もなしに、突然葉っぱを摘み取ってしまったのはいけなかったかもしれない。

ナアナアはお茶にするとおいしいから、一緒に飲もうと今度は誘ってみようと摘むところからやってみようと思う。

君の心を傷つけてしまってごめん。

エジプトの人はこんな言葉を話しているよ。