見出し画像

生きるために逃げる

(自戒を込めて)
やはり40歳越えても親に了承を得るための相談はやばいよな。了承どころではない。許可である。そのレベルである。
30歳でもおかしい。なので40歳は相当やばい。遅すぎるがイチイチ親のことを考えずに自分のことは自分で決め始めている。それでも共依存は怖い。そして田舎ならではの背景も影響しているのだろう。俺だけではない。

これを言い訳と言われるかもしれないが、個人的には社会問題だと感じている。社会病理というか。
悪循環になっている。親の支配の影響で少なくとも経済的自立ができない→親に立ち向えない→金が無いから親に勝手に決められる。
そりゃ死にたいと思うのも無理はない。

最悪、親が勝手に決めたことからは逃げるしかない。
どんなに親が金をかけただろうが、そんなことはしったこっちゃない。
まずは自分の生存確保。
それだけ深刻なんだよな。
なかなか理解されない問題。

ただ有名な方の発言などを聞き、理解してくれる方々はいる。
むしろ理解していない、理解しようとしないのは身近な存在であろう。
改めて、共依存や田舎のいつまでも表面化しない深刻な問題を考えさせられた。

過去には無理やり結婚相手を見つけ出そうとしてきた。
俺はそれだけは何が何でも断った。
「お前に相手が見つけるわけないだろ」と言われた。

俺は一体何者なのかわからなくなった。
幼少からそうだった。
嫌なら必死に逃げるしかない。
今も勝手に住まいを決められそうになっている。

何度も何度も断った。
しかし親は背後霊のようにしつこく、しつこく、
何度も支配しようとしてくる。
そのくせ、「これで良いんだな?」と確認する。
いや、何度も断ったじゃないか・・・。

無理やり子が決めたという形にしたいのである。
それで親自身は子を無理やり引きずり込んだ形にしないのである。
いや、気持ちの問題だろう。親自身がそう思いたいのである。
自分は悪くないと。

それでも私は私の状況次第で勝手に親が決めた住まいからは脱出しようと思っている。これ以上親の支配下にいたら死んでしまう。
親が準備したもの、お金をかけたものから自ら手放したら、
周囲は「なぜなんだ?」「勿体ない」「愚行」と見るだろう。

だが、これについて理解してくれる人はいる。
俺は俺のようにこのような状況の人を見かけたら理解できる。
その状況で生きてきた人間にしかわからない。

ただでさえ死にたい気持ちはあるのである。
42年間ただ時間が過ぎただけ。ただ歳を重ねただけ。
こんな人生いつ終わってもいいと思うのはおかしなことではない。

我慢して爆発し人に迷惑かけるぐらいなら、自分の好きなように生きる方がマシだ。親に迷惑?そんなのはほっとけ。

もう1度言うが40代にもなり親にいちいち相談するなんておかしい。
親はもちろん事前に相談することが「当たり前」と思っている。
むしろ親に何も言わないで行動することは親不孝、悪者と思っている。
そんなのはもうクソくらえ。
こういうことが異常だと気付くのは子の俺だけ。
親は正常だと。

気付いた俺は正しかろうが反対側の少数。
2対1である。
変人扱いである。魔女狩りである。
これに大層苦しめられた。
今も共依存の苦しみはある。
クソくらえと思いながらも、親に隠しながら行動しているとビクビクしている自分がいるのも感じている。
これこそがアダルトチルドレンなのである。
周囲から見ればいい歳したオッサンが何を親にビクビクしているのかと
思うだろうが、

精神科医や臨床心理士へ相談しても理解されない苦しみ。
そりゃ人に迷惑かけず生きているだけ、呼吸しているだけでも
すごいことである。ある意味戦士である。
だがやはりせっかくこの世に生まれたのなら戦士ではなく謳歌したい。

今まで耐えてきたことは称賛に値するが、今後は親の支配下から離れ、
本当の自分の人生を謳歌する道を歩いていく。

自分がアダルトチルドレンだと気付くのに時間がかかると思う。
話では気付かずに人生を終える人もいるとのこと。
俺は気付くのが早かったのか?遅かったのか?
どちらにしても異常だったものから回復するのには長時間を要する。
アダルトチルドレンに関連した本を沢山書かれている加藤諦三さんの著書を読み今でも記憶に残っている文章がある。

「アダルトチルドレンの中身5歳である。そこから成長していないのがアダルトチルドレンである。」
「アダルトチルドレンに気付いたから、気付いた時の年齢分回復を要する」
というような事が書かれていた。(※抜粋ではなく、記憶を頼りこのようなお言葉だっと思う。)

親からの支配、呪縛、凄まじいほどの鎖で繋がれている。体中全身。
これを解くには逃げるしかない。脱出するしかない。
周りの目なんか気にしてられない。
気にしていたら脱出できない。
理解してくれる人はいない。
孤独・孤立である。

それでも人生謳歌できるのなら、たとえ孤独・孤立でもいい。
人生は有限である。
残りの人生は自分のために生きたい。
当然の権利である。

自戒を込めて。
また、俺と同じように戦っている人へ応援の気持ちを込めて。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?