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起立性調節障害、高校中退、終活

はじめまして、数多くある記事の中、私の投稿を覗きに来ていただきありがとうございます。
noteというものを初めて使うので覚束ない部分あるかもしれませんがどうかご海容ください。

本題ですが、タイトルにもある通り、私は起立性調節障害を患っている者です。現在17歳です。
今回は病気になった経緯、そのときの心情、今どうしているかを書こうと思います。そして、治療のためにしていることなどは他の記事で書こうと思っていますので、そちらも併せて見ていただけたら幸いです。

私は中学の頃いじめに遭い不登校でしたがなんとか公立高校に入学し、”普通”の高校生活を送っていました。中学時代はいじめが原因で鬱になったり自傷をしたり、この話は長くなるので今回は割愛させていただきますが、まあまたどこかで触れる機会があれば詳しく話そうかなと。

高1は友達作りに失敗して落ち込んでいた時期もありましたが、気持ち的に疲れている日は学校を休みながら、それなりに楽しい学校生活を送っていました。そして高2の春。クラス替えがあり、友達もたくさんできてそれはもう中学のとき思い描いていた理想の学校生活そのもの、もう楽しくて仕方ありませんでした。バイトも始め、慣れない環境に頭を抱える日もありましたが、平日昼間は学校、放課後はバイト、休日は友達と朝から晩まで遊び倒して帰宅すると推しの配信を聞いて、毎日が幸せでした。こんな幸せが一生続いたらいい。心の底からそう思っていました。

体調に変化がで始めたのは高校2年生の11月。ちょうど今から1年程前です。あんなに大好きだった学校に行くのがとてもだるくて、元々朝は弱い方ですが、いつもは体がかったるくても体を起こして学校に行く準備をしていたのに、それができない。ベッドから出られないんです。学校に行きたいのに。早く大好きなみんなに会いたいのに。

症状としては、ひどい倦怠感、不眠(夜は眠れない、朝起きられない、夜中に何度も目が覚めてしまう)、著しい体力に低下、低血圧、過呼吸、食欲の低下、眩暈、吐き気、頭痛、腹痛、立ち眩みなどがありました。

高2が終わる、みんなが3年生に進級すると同時に私は学校をやめました。正確には通信制高校に転校したのですが。バイトは勤務中に過呼吸をおこしたり直前に休みの連絡を入れたり、迷惑ばかりかけていたので1月から休暇期間を貰い、先日解雇されました。

人生ってうまくいかないですね。やっと幸せになれたと思ったのに。中学の時の苦痛はこの幸せを手に入れる為にあったのだと思っていました。思い返せば推しの配信をリアルタイムで視聴するために一睡もしない日もあり、朝は忙しいからと言って朝食はほぼ毎朝抜いていました。お菓子ばかり食べ、それで空腹を紛らわしていました。何をやっているんだろう。そりゃ自律神経乱れるよという話です。

全部自分のせいです。親にも先生にも勤務先の先輩、社員さん、友達、多方面に迷惑をかけました。自分の子供がこんな落ちこぼれになって、泣きたいのは親の方だよなと思いながら毎日自室で涙を流していました。泣いても世の中は何も変わらないわけで、私は何もできないまま、友達はどんどん進路を決め、勉強をし、就活を始め、前に進んでいました。ただ一人置いて行かれて、ベランダに引き寄せられる体に抵抗するようにベッドに這いつくばることしかできませんでした。

おわりにしよう。
そう思いました。生きていても迷惑しかかけないし。こんな自分みたいな生産性のない人間生きていても無駄だと。本気で死ぬ計画を立てていました。
どうせ死ぬんだし、やりたいことやりたいだけやって死のうと思い、やりたいことをリスト化していました。意外にも沢山でてきて自分でも驚いたのを覚えています。もう死ぬんだから、なんかもっとこう親の金盗んで豪遊するだとかそういう非人道的なことをしてもいいんじゃないかと頭によぎりましたが、私がリストに書いたものは、「江ノ島に行って海が見たい」「金沢に行って金箔アイスが食べたい」とか、そんなものばかりでした。なんだ、自分まだ生きたかったのだと。

鬱って再発しやすいので、今でも死にたくなることありますが、Twitterを覗いて頂ければわかるとおり、それなりに楽しく前向きに生きています。
中学の不登校のときもそうですが、母親が寄り添ってくれたのがかなり大きかったです。学校を休みたいという私を決して否定せず、私が悩みを打ち明けた際には黙って頷いて話を聞いてくれ、必要以上に情報を聞き出そうとしない。いつでも私の意見を尊重してくれていました。とても助かっていますし心から感謝しています。

話がそれましたが、私は今生きるのが楽しいです。発症したばかりの頃はほぼ寝たきりでしたが、今は少しずつ散歩をしたり自分のペースで改善に向けて努力をしています。バイトをやめてお金がなく困っていたのでお金の勉強をし、将来は投資をしようとか、経営学に興味を持ったり、FPの資格も取りたいなぁなんて思っていて、人生に希望を持ち、前向きに進んでいます。
健康第一なんて言葉をよく耳にしますが、若いと体力でなんでも賄える部分があったりでなかなか気づけませんでしたが身を以て実感し、いい経験になったなという程度に捉えています。お金の大事さも、健康の大切さも若いうちに気が付けて本当によかった。

というお話でした。

こんな拙く素朴で無機質な長ったらしい文章をここまで読んでくださりありがとうございます。これを読んでくださってる方の中にはOD持ちであったり、お子様がOD持ちのお母様もいたりするのかな。少しでも希望を与えられていたら幸いです。あまり自分を責めすぎないように。ゆっくりでいいんです。いくらでも挽回できますからね。明日も自分を生きましょう。

あられ


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