お知りおきください【気になった日本語】

こんばんわ、あらたんごです。


今日は「お知りおきください」の使い方についてお話します。


『この点につきましては先ほどお話しした通りです。お知りおきください』
                  などなど…

今日の会議で「お知りおきください」をいやほど聞きました。



そこで、本当に使い方あってんの??と思ったのが今回の書き込みのきっかけです。


「お知りおきください」の意味


意味:今後も覚えておいてください
   頭の片隅に置いておいてください

意味は上記の通りで、「知っておいてください」の敬語表現です。


命令形の敬語であり便利のように思われます。




「お知り置きください」の類語


「お見知りおく」(お知り置きと同じ意味)
「ご承知置きください」(あらかじめご理解ください)
「お含みおきください」(心にとめておいてほしい)
           (納得しておいてください)




どんな時に使うの?


先述したように「お知りおきください」は「知っておいてください」という意味合いです。

また「お尻置きください」のように感じることから、目上の人に対して使うことはあまりよくないとされています。敬語表現であるにもかかわらずです。


いろいろ調べた結果、あまり使わない方がいいことが分かりました。


相手にとって都合が悪い場合は「その際は何卒ご容赦願います」を使ったり、覚えておいてほしいことは「お含みおきください」などと言った方がよさそうです。


ことばを知らな人(このことを調べる前の僕)からすれば、「あ~、丁寧な言葉使ってんのね」ぐらいですが、知っている人からすれば失礼に値するんだと思いました。


日本語ほんとに難しいです。(笑)


他にも気になった日本語があれば取り上げていきます!







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