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「変化を常態にしちゃおう」”技術起点”deビジネスや経営に影響を与える思考!

皆さんこんにちは!豊嶋です。

このアカウントでは、ロボット技術発展において重要な、<機械・電気・情報>の技術者向けに【仕事を面白がるためのコツ】を中心に情報発信していきます。
さて、私の回では「”技術起点”deビジネスや経営に影響を与える思考!」という軸でいくつかお話していきたいと思います。と言う事で、今回のテーマは「変化を常態にしちゃおう」です。

▼今回お伝えしたいこと
技術領域では、知見や技術が日々更新されているのが常態。とは言え、組織での業務の変化は受け入れられない事もあるのでは...しかし、実は経営は変化を求めていたりもします。今回は、変化が常態の前提で技術領域の方々が活動できたら素敵で発展できる組織になると言うお話をします。

▼今回の筆者
豊嶋:株式会社アフレル 取締役 東京支社 支社長
JASDAQ公開企業の代表取締役を経て、アフレルの活動に参画。現在、協働ロボット等の導入による各種の経営課題(事業拡大・事業継続・生産性向上・省力化・労働負担減・社員の意識改革・企業価値の向上等)解決に向けた支援を行う。


経営者的に一番怖いこと

自社の事業活動が変化せずに、相対的に他社よりも陳腐化して負けるというある意味で典型的なパターン、これが経営者としては一番怖いことだったりします。事業活動の中で新しいことにチャレンジしたり変化を伴ったり、そのこと自体で会社自体も何かにチャレンジしないといけないという場面を、意外と経営は求めているのです。ですから、技術者の方々も、経営が予想以上に変化を求めているという前提で何か活動されることで会社に新しい追い風が吹くという状態を作っていけるのではと思います。

「いつも何か変化している」を当たり前に

例えば、たまに会社の中でマニュアルを変えたりすると、「変わるんですか!?」 とメンバーから言われたりすることがあります。ただいつも何かが変わっている状態であれば、おそらくそういったことは言われなくなると思いますし、いつも何か変化しているという状態を作り出すのは(組織の発展を促すという意味で)意外といいかもしれません。そして、変化を常態にするための経営的な手法の一つが、「逸脱にこそ価値がある」という人材に対する考え方です。人材が会社組織からの中にすぽっと収まっている感じの真部分集合的な状態ではなくて、会社から少しずつはみ出しているような部分集合的な形。それが会社自体の変化にとってもいい影響を与えていくと思います。

左:人が会社組織の中に収まっている、真部分集合的な状態
右:人が会社から少しずつはみだしているような、部分集合的な状態 

会社と技術者の関係で言うところの「部分集合」

すっぽり中に入らずに少しずつ、「新しいことを生み出すかもしれない」、あるいは「まだ会社の事業とは関係ないかもしれない」ところまで知見を持つこと自体がとても求められているということです。技術者の方々は元々個性豊かな方が多いと思いますし、そうしたはみ出すぐらいの個性は変化をもたらす原動力になります。その方の技術起点でのアウトプットが会社自体の変化を誘導して経営にもいい影響が与えられると思いますし、お 1人1人の存在自体がすごく価値あるものになることができるのではないでしょうか?

技術者自身が「すっぽり中に入らずに少しずつ、『新しいことを生み出すかもしれない」、あるいは「まだ会社の事業とは関係ないかもしれない」ところまで知見を持つ」部分集合の状態であること、その方が技術起点でのアウトプットが、会社の次なる変化を生み出す原動力になります!

本日お送りした内容については、動画でも話しています。ご興味ある方はぜひ以下もご覧ください!


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